ほとんどの髪に適している馬油のシャンプー!合わないのはどんな人?
馬油のシャンプーは使うことで髪にコシがでたり、育毛効果があるなど高い効果があることで話題になっています。その秘密は馬油の性質にあります。多くの人に適した馬油のシャンプーですが、剛毛であったり、頭皮が乾燥している人には合わない場合もあるようです。市販のシャンプーに比べてしっかりすすぐことも大切です。
馬油のシャンプーの評価はかなり高い!?
最近では良質な油分がヘアケアには欠かせないということがわかり、ココナッツオイルやセサミオイルなどで頭皮や髪のケアをする人が増えてきました。
しかし、これらのオイルよりも、より高い効果を期待できるオイルの存在がわかり、注目を集めています。そのオイルが馬油です。
馬油は古来育毛、養毛に効果があることが知られていました。その使い方は直接髪や頭皮につける方法が基本的ですが、ここにきて、馬油成分の入ったシャンプーが話題になっています。
馬油のシャンプーは複数の商品がありますが、いずれも成分に自信のあるものが多いようです。ただし、馬油の成分が多くなると普通のシャンプーよりもオイリーで少し使いにくいという特徴があるので、使用する際には注意が必要です。
実際に使った人の感想では、いずれの馬油のシャンプーも洗い上がりがよく、翌日の髪の状態が良いこと、そして徐々に髪の毛が元気になっていることがわかる、と高い評価を得ています。
馬油がヘアケアによい理由
このようにシャンプーとして評価の高い馬油ですが、なぜ数あるオイルの中で馬油はヘアケアに適しているのでしょうか?
その理由は馬油の性質にあります。馬油は高い浸透性と、紫外線で変質しにくいという特徴があります。これこそがヘアケアに適している理由なのです。
まず、高い浸透性はヘアケアにおいては非常に重要な点です。なぜならオイルが髪や頭皮に塗って浸透しないようであれば、有効な成分も意味がなく、乾燥から守ることもできません。
そして紫外線で変質しないということも重要です。
というのも、髪の毛や頭皮というのは体の中でもっとも紫外線を浴びやすい場所だからです。このような場所に紫外線に弱いオイルを塗ると、酸化したオイルが髪や頭皮にダメージを与えることもあるからです。
その点、馬油は紫外線に当たっても変質が少なく、むしろ野外でも頭皮や髪の毛を、紫外線や乾燥などの外的な刺激から守ってくれるのです。
馬油のシャンプーで髪が荒れてしまう場合
馬油のシャンプーはどのような髪質の人にも合う商品ですが、一部の人には合わないと感じることもあるようです。そのような場合で多い理由3つを紹介します。
【1】剛毛である
馬油のシャンプーは高い育毛効果、養毛効果があるシャンプーです。とくに髪が細い人、毛根が弱っている人に適しています。
そのため、剛毛の人はよりごわつきが強くなったり、髪が太くなることがあるようです。もともと髪が剛毛である人には向かないシャンプーです。
【2】脂質分泌が少ない
馬油のシャンプーは脂質を除去する強い作用があります。そのため、もともと頭皮の脂質が少ないタイプの人が使うことで髪がぱさついたり、乾燥する原因になることもあります。
具体的には、1週間以上髪を洗わなくてもべたつきがほとんどないとうタイプの人や、痩せ形で皮膚が乾燥しがちな人は馬油のシャンプーは合わないことが多いようです。
【3】すすぎが少ない
馬油のシャンプーは洗髪のあときちんと洗い流すことが大切です。洗い残りがあると頭皮の荒れやフケの原因になることがります。
馬油のシャンプーで洗ったときは、市販のシャンプー比べて、流す時間を2倍程度長くするつもりでしっかりと洗い流すことが必要です。
十分に流しても頭皮の荒れが改善しない場合には、シャンプーの洗浄成分が肌に合わない可能性があります。別の馬油のシャンプーを試すか、馬油のシャンプーではなく馬油で頭皮のケアをすることをおすすめします。