意外と簡単?!手作りシャンプーのレシピと使い方のコツ!
手作りシャンプーで自分の髪質に合ったシャンプーで洗髪してみましょう。市販されているシャンプーには多くの化学物質が含まれています。これらの化学物質によって血行が悪くなったり、アトピーの原因になることもあります。出来るだけ肌への刺激を抑えるためにはシャンプーを手作りして安心して髪を洗いましょう。
手作りシャンプーの基本
最近では肌から入る毒(経皮毒)の害について広く知られるようになりました。
現代生活では多くの洗剤や化粧品、医薬品などに含まれる化学物質が体内に入り、体の機能を低下させるとして、日常的に使用する製品をできるだけ体に優しいものに変えるという選択をする人も増えてきました。
中でもシャンプーは手作りすることで髪と頭皮に優しく、さらに自分の髪質にあったものができるとあって人気を集めています。
手作りシャンプーの基本として無添加の純石鹸(90g)とお湯(400cc)、そしてはちみつ(大さじ1)が必要です。この基本的な材料に、自分の髪質に合わせたアレンジが必要になります。
もちろん、標準的な髪質の人の場合にはこのままの材料だけで十分に洗髪することができます。
髪質によってアレンジする手作りシャンプー
【1】髪がパサつく
パサつきがちな髪質の場合、脂質の分泌が不十分であることが考えられます。
オリジナルのレシプにココナッツオイルもしくはオリーブオイルを大さじ1ほど足します。洗い上がりがしっとりして、乾かしたあともぱさつきが気にならなくなるでしょう。
【2】頭皮が油っぽい
頭皮が油っぽい場合にはレモン汁を大さじ2杯ほど加えます。レモンが余分な油を取り除き、毛穴の状態を整えてくれます。
【3】頭皮は油っぽいが髪はパサついている
頭皮は油っぽいのに髪がパサついているという状態である場合、水分と脂質のバランスがうまく取れていない状態になっていることが考えられます。原因は頭皮の血行不良と老廃物が毛根に溜まっていることが原因です。
このような状態を改善するために、シャンプーに大さじ1杯のひまし油を加えます。ひまし油は肌から吸収されるとリンパや血液の流れをよくして老廃物の排泄を助けます。
ひまし油を入れたシャンプーで頭を洗うことで水分代謝や脂質バランスが整うため、髪の状態がよくなるだけでなく、育毛や発毛効果も期待できます。
【4】抜け毛が気になる
髪の状態は悪くないのに、抜け毛や薄毛が気になるという人は手作りシャンプーに馬油を加えます。
馬油は古来から養毛、育毛に効果があると言われている油です。馬油を入れた手作りシャンプーを使うことで、毛根を元気にし、さらに頭皮の血行を促進する効果が期待できます。
髪の毛が細くなってきたり、量が少なくなってきたというときに有効です。
手作りシャンプーの使い方
手作りシャンプーは普通のシャンプーに比べて泡立ちが悪かったり、香りがないものです。香りがほしい場合にはアロマを入れて楽しみましょう。ただし、使用するアロマオイルの質には十分にこだわりましょう。
手作りシャンプーを使って洗髪するときのポイントとしては洗髪前に十分に髪をお湯ですすぐことが大切です。洗うときには毛先よりも頭皮をマッサージするように洗います。
このとき、強い力ではなく指の腹をつかった優しく撫でるように洗うことも重要です。爪を立てて洗ったり、強い摩擦をかけてマッサージすると頭皮や毛根に負担がかかり、抜け毛が増える原因になるので注意しましょう。
しっかり洗いたいと思う場合や、洗い足りないと感じる場合には、お湯でのすすぎに十分な時間をかけましょう。
手作りシャンプーの使用期限は1ヶ月
手作りシャンプーは一度にたくさん作るよりも少しずつ作ることが大切です。なぜなら、無添加の手作りシャンプーはカビや微生物の発生しやすいものだからです。
家族4人で使う場合は一度に400グラムのお湯で作っても1ヶ月以内に使い切ることができると思いますが、1人で使うとなると一度に100グラムから200グラムのお湯の分量で作ることをお勧めします。
そして夏に風呂場の温度が高くなる場合には、冷蔵庫で保管するようにしましょう。