爪を伸ばした時のあるある!気が付いたら爪が割れるのはなぜ?知っておきたい原因と対処法・応急処置
ネイルを楽しもうと爪を伸ばしていて、やっといい感じになったなと思った矢先に爪が割れるというのはよくあることです。私もよくあります。いつも割れた箇所から爪を切ってしまったりしていたのですが、そんなことしなくても補修できる方法があります。ぜひ知っておきたい爪が割れる原因と対処法について調べてみました。
「爪が割れる」ってどんな状態?
文字通り、爪の一部が割れてしまっている状態のことをいいます。
爪が割れる向きには縦と横の二通りあります。縦に割れるか横に割れるかは、その原因となっているものが何かによっても違ってきます。
あなたの爪はどんな風に割れている?
さぁ、自分の手の爪を確認してみましょう。または爪がよく割れるなと感じる人はいつもどのように割れているのか思い出してみましょう。
縦に割れていますか? それとも横に割れていますか?
私は横に爪が割れていることが多いです。少し爪を伸ばしていると気がついたら横に割れ目ができてしまっています。割れ目に繊維などが引っかかって気がつきます。
せっかく自分なりにネイルを楽しもうと思っていても、爪が割れてしまうせいで残念なことになってしまったのはよくあります。
爪が割れる原因と予防法は?
キレイな爪が理想ですが、でも爪が割れてしまうことがあるのが現実。どうして、こんなことが起きてしまうのでしょうか?
爪が割れてしまう原因は、どこかにぶつけてしまったなどの外的要因によるものと、爪そのものの強度が弱くなってしまっている内的要因の2つに分けることができます。
外的要因によって爪が割れるのは、どうにもできません。でも爪が割れてしまうような衝撃を与えないようにすることで防ぐことができます。
一方、内的要因は爪そのものが弱っている状態ですから、その原因を改善しないことにはいつまでたっても爪が割れるのを防ぐことができません。
では、爪が割れる内的要因となっているものにはどのようなものがあるのでしょうか?
爪が乾燥してしまっている
爪は皮膚が角質化したものなので、皮膚と同じ成分できています。水仕事など、手荒れの原因になるような作業をしていませんか?
手荒れのケアでハンドクリームを使いますよね。このとき、爪にもクリームをなじませるようにしましょう。
また、食器を洗うときに台所用洗剤を使いますよね。油物の料理をした後の調理道具やお皿についている油分が落ちると気持ちいいですよね。
しかし、この台所用洗剤が落とすのは食器類の油分だけではありません。手の皮膚や爪の油分まで一緒に落としてしまうことを頭にいれておきましょう。
これを防ぐには、洗剤を使った後にハンドクリームを塗るだけではあまり効果が期待できません。手荒れ・爪荒れを防ぐためにも、洗剤を使う際にはゴム手袋をするようにしましょう。
爪が栄養不足になっている
美しい肌を作るためには、食生活をバランスの良いモノにすることが重要です。皮膚と同じ成分の爪にも同じことが言えるんです。
更に、爪を元気にする栄養素もあるので、それらを含んでいる食品も積極的に摂取することで、爪をより健康的にするのに役立ちます。
ケラチンというアミノ酸が爪の元になっています。このケラチンはタンパク質に多く含まれています。
また、爪に栄養を送っている皮膚は7割がコラーゲンでできています。このコラーゲンをつなぐ糊のような役割をしてくれているのが、ケイ素という栄養素です。どちらも爪を健康にするためには欠かすことができません。
タンパク質には動物性と植物性があります。肉・魚・卵・乳製品、米・豆類から摂取することができます。
せっかく伸ばした爪が割れてしまったときの応急処置
ネイルを楽しもうと爪を伸ばしていたのに、ふと気がついたら爪が割れていた、なんてことはよくある話です。
見つけたらすぐに応急処置をしておかないと、爪を短く切るしかなくなってしまいます。
瞬間接着剤を使う
爪が割れちゃったけど、手元に補修する道具がない! というときに役立つのが瞬間接着剤と爪楊枝です。
使い方はいたって簡単。爪楊枝に瞬間接着剤を少しだけ取り、爪の割れ目を埋めるようにするだけ。このとき、接着剤が爪以外の場所についてしまわないように注意をしましょう。
接着剤が乾いたのが確認できたら、ヤスリで形を整えたら応急処置完了です。
ティッシュとトップコートを使って補修する
まずは2枚重ねになっているティッシュを1枚ずつに分けておきます。
それができたら爪が割れたところにトップコートを塗って、分けておいたティシュを乗せます。ティッシュが乾いたら、もう1度トップコートを塗りましょう。
実はこうすることで、ティッシュが透明になっちゃうんです! 仕上がりがちょっとザラザラした感じが残ってしまうけど、応急処置としてはこれで十分!
爪に乗せているティッシュも、トップコートを上から塗ると透明になるので目立たなくなります。
個人的には瞬間接着剤よりは、こちらの方が抵抗ないですね。
付け爪用接着剤を使う
指についてしまわないように注意しながら、爪が欠けたり割れてしまっている箇所に付け爪用接着剤を1滴落として固定するという方法です。このとき、必ず接着力が強い付け爪用接剤を使うのがポイントです。
付け爪って使ったことがないので知らなかったのですが、取り外しが可能な付け爪用粘着剤なんてものもあるんですね。付け爪用粘着剤はこの補修方法には向かないようなので気をつけてくださいね。
割れない爪にするためには?
割れにくい爪に向けてケアしよう
下手なりにセルフネイルを楽しみたいな、とも思うしネイルをしなくてもキレイで健康的な爪はやはり魅力的ですよね。そのために割れにくい爪にすることは大切です。
爪の乾燥も爪が割れる原因になりますが、逆に水分が多すぎるのも割れてしまうんだとか。
乾燥の場合はハンドクリームなどで爪もケアをすることで予防します。ハンドクリームから一歩進んでネイルオイルを使うことができればよりベターです。
水分が多くなりすぎてしまうのは、長時間お風呂や水仕事などで爪が水に触れてしまっていることで起こります。
お風呂に入る時間を短くしたり、家事の際にはゴム手袋を使用するなど水との接触をなるべく減らすようにするのがオススメです。
外出しないときはネイルを落とす人が多いと思います。それも悪くないのですが、爪が割れやすいタイプの人は、ネイルをしないときでも透明なマニキュアを塗っておくようにしましょう。
もちろん、体の内側からも爪を割れにくくしましょう。爪を丈夫にするための栄養素も意識して日頃の食事に取り入れるようにしましょう。どうしても難しい場合はサプリメントを活用しましょう。