モデルの間で話題のひめトレって?1日5分でウエストが細くなるって本当?
「ひめトレ」って聞いたことがありますか?1日に5分で骨盤の位置を正し、骨盤底筋や腹筋を鍛えて美しい姿勢やくびれたウエストを手に入れられる画期的なエクササイズの方法です。骨盤底筋ってどんな筋肉で何故5分でスタイルアップできるのでしょうか。
ひめトレって話題になってるけど何?
美容にアンテナを張っていると最近よく聞くワードの一つに「ひめトレ」があります。ひめトレって何?新しいダイエット方法でしょうか。
ひめトレとは姿勢を矯正し、骨盤底筋を鍛えてスタイルアップやウエストのサイズダウンを図る画期的なトレーニング方法です。
モデルの吉川ひなのさんや板橋瑠美さん、山本優希さんや芸人のみかんさんも行っているそう。
骨盤底筋群とは
骨盤底筋群って、出産経験のある女性なら母親学級で聞いたことがあると思いますが、一般的にはあまりなじみのない筋肉です。
骨盤底筋群はその名のとおり骨盤の下にあります。主なはたらきは、内臓を下から支えることと、尿道や肛門を締めたり緩めることです。
出産などで骨盤底筋群がゆるむと子宮脱といって子宮の位置が下がってきてしまったり、尿漏れをしやすくなったりします。ですから、母親学級などで骨盤底筋群を鍛えるエクササイズなどが指示されるのです。
骨盤底筋群を鍛えるとダイエットにもいい?
骨盤底筋群の働きはそれだけではありません。
骨盤底筋群は正しい姿勢を支える重要な筋肉です。骨盤の位置を正しくすると背筋が伸び、肩甲骨が下がって姿勢が美しくなります。
また、骨盤底筋は腹筋と連動するため、ウエストのサイズダウンやお腹の引き締めにも役立つと言われているのです。
従来の骨盤底筋群の鍛え方
基本的な骨盤底筋群を鍛えるトレーニングは、身体のほかの部分に力を入れずに膣と肛門を締めたり緩めたりする体操です。
代表的な方法はまず、仰向けに寝て、膝を90度くらいに立てます。
身体の力を抜いて、膣と肛門をきゅーっと締めて10秒キープしてください。
その後、ゆっくりと締めた膣と肛門を緩めます。
これを10回繰り返すことを1日に2セット~3セットくらい行います。
でもこの方法はやってみると、ほかに力を入れずに膣と肛門だけ締めるたりゆっくりゆるめるのが意外と難しいですよね。
画期的な骨盤底筋群トレーニング方法、ひめトレ
ひめトレは座るだけで正しい姿勢を覚えて骨盤底筋群を鍛えるトレーニング方法です。
使用するのは長さ約20.5cm、直径約4cmくらいの短いポールです。3,000円以下で買えますのでチャレンジしやすいですね。
基本的なトレーニング方法はポールを椅子の上に縦に置いて、その上にまたがるように座り、そのまま、呼吸のトレーニングを3分から5分するだけです。
どうして座るだけで効果があるの?
ひめトレを使って座ると、骨盤が立ち、坐骨の上に座る正しい姿勢になります。正しい姿勢って意識しても気を抜くと結局元の姿勢に戻ってしまうことが多くあります。
ひめトレでキレイで楽な正しい姿勢を実際に体験することで、自然に正しい姿勢をキープすることができるようになるのです。
さらに、骨盤底筋群と連動する腹横筋を鍛えることができます。腹横筋は腹筋の中でもウエストのくびれを作る筋肉なのですが、意識的に鍛えるのが難しいものです。
5分座るだけでスタイルが良くなる理由はこの2つです。
買わずに他のもので代用できそう?
そんなに簡単で、効果があるならひめトレを買わずに身近なもので試せないかとつい考えてしまいます。
ひめトレを開発するまでに、さまざまな素材を試行錯誤したそうです。柔らかすぎる素材では潰れてしまい、固い筒などに座るとお尻が痛くなってしまいます。代用品を探すより、適切な固さで安価なひめトレを買った方が早いでしょう。