膝の黒ずみの原因は紫外線などの刺激と乾燥!解消のために新陳代謝を向上☆
膝の黒ずみの原因として大きく2つあります。それは紫外線や衣類の擦れなどの外的刺激と乾燥です。また、新陳代謝の低下も膝の黒ずみを発生させる要因になります。新陳代謝を高めるには体温を上げること、十分な水分を摂取すること、そして質の高い睡眠を摂ることが大切です。
膝の黒ずみの原因は刺激と乾燥
膝やひじなどにできる黒ずみの原因は大きく2つあります。
1つは刺激です。膝は、体の中でもかなり可動域が広い部位です。とくに立つ、座るという行為で脚を折り曲げるときに伸縮が大きくなる膝は、皮膚への負担が大きくなります。
また、膝は衣類などの擦れ、紫外線刺激など多くの外的刺激にされされています。このような様々な刺激は皮膚のメラニン色素を増やし、色素沈着をしてしまうのです。
膝の黒ずみのもう1つの原因は乾燥です。肌の乾燥は皮膚の潤いがないということ。このような乾燥肌は刺激に弱く、また新陳代謝の妨げになります。膝の皮膚は伸縮が大きいため、他の部位に比べて乾燥しやすい状態になっています。
膝の黒ずみは外的刺激や乾燥などが主な原因ですが、他にも要因があります。それは皮膚の再生速度が遅いことです。
皮膚の再生速度は、基本的に加齢に伴い遅くなるものです。例えば、傷の治りは高齢者よりも若い人の方が早いのは普通です。この皮膚の再生速度は20代から徐々に遅くなり、40代になると十代の半分以下まで再生速度は落ちるともいわれています。少しの傷が「長い間治らないな」と感じるのは40代の人の特徴の1つです。
肌の再生力はそのまま新陳代謝の活発さともいえます。年齢を重ねれば新陳代謝が落ちるのは仕方ないと思われていますが、実は新陳代謝は日常の生活習慣で速くすることができます。
これで黒ずみを解消!新陳代謝を向上させる方法
【1】体温を上げる
新陳代謝を簡単にあげる方法は、体温を上げることです。体温が上がると代謝は数十%程度であれば簡単に上がると言われています。反対に体温が下がることは代謝が下がり、それだけ膝の黒ずみなどが発生しやすいといえます。
体温を上げる方法として運動や入浴、白湯を飲むなどの方法があります。
ポイントになるのは「長い時間高い体温を維持すること」です。そのため、運動も入浴も無理のない範囲で長時間行うことを目指すのが、代謝向上のためのポイントです。
また、朝晩に白湯を飲むことは内臓を温め、体の中から体温を上げることができるのでとても効果的です。
【2】水分を摂取する
新陳代謝を上げるためには、体温の上昇だけでなく水分も必要です。
年齢を重ねるほど、人はのどの乾きに対して鈍感になることがわかっています。高齢者が熱中症や脱水症状になりやすいのは体温調節が苦手であると同時に、のどの乾きに対して鈍感なため、体が水分不足になっていることが気がつきにくいことも要因です。
1日に必要な水分量はその人の水分代謝の能力によって異なりますが、だいたい1.5ルットルから2.5リットル程度です。
ただし、この水分は普段の食事からも摂取しているので、飲むことで摂取しなければならない水分量はこの半分程度になります。
水分摂取で大切なことは、水分をコーヒーやアルコール飲料などではなく「真水」や「生理食塩水」として摂取することです。とくに生理食塩水は体への浸透も早く、胃腸への負荷が少ないと言われています。
【3】質のよい睡眠を摂る
新陳代謝の向上において睡眠も欠かせない条件です。なぜなら、多くの細胞は夜寝ている間に修復されるからです。そのため、毎日、深く、十分な睡眠を摂ることが膝の黒ずみ予防にもなります。
しかし、睡眠の質は20代後半から徐々に低下する人が多いようです。これは日中の過ごし方にも問題があるといわれています。
現代の生活では日中に十分に体を動かす機会がなく、また頭脳労働や神経を使う行動が増えています。このような体の使い方は睡眠の質を下げる要因になります。このため、出来るだけ体を動かすことや汗をかくことも大切です。
また、食事のときに、よく噛むことは寝ている間の成長ホルモンの分泌を促すことがわかっています。そのため、肌の新陳代謝を向上させて膝の黒ずみを防ぐためには、よく噛んで食事をすることも有効です。