薄爪ケアにはコツはいらない!必要なのは地道な毎日のケアだけ!
ちょっとしたケアで見違える体のパーツといえば爪。最近では女性だけじゃなく、ビジネスマンもエチケットとして指先もしっかりお手入れするそうです。そんな爪のトラブルといえば「薄爪」。薄爪になぜなってしまうのでしょうか?薄爪の原因とケアの方法を調べてみました。
指先のキレイを台無しにする薄爪の原因
キレイな爪だと女性は嬉しくなっちゃいますよね! 健康的な爪は美しい・・・のですが、それが意外と難しい。
例えば薄い爪。女性にとって悩ましい薄爪の原因は多岐にわたり、またキレイに治るまで時間がかかるものです。
少しでも早くキレイになるには、どこに気をつけるべきなのでしょう?
薄くて弱い爪って原因はどこにある?
知ってましたか? 爪って、実は死んだ細胞なのです。
しっかりした”爪”を成長させるには、爪になる前のケアがとても大切です。よくある爪のトラブルの多くは、この時期のケアをしっかりする事で解決できるのです。
爪が弱くなる要因にはいくつかあって、例えば、栄養不足。きれいに伸びた爪には栄養が欠かせません。
また、爪は健康のバロメーターとも言われるとおり、爪を見るだけで貧血などの病気がわかるそう。そして、食生活や体調の良し悪しの影響が出てしまう部分でもあります。
実は、いま目に見えている”爪”は前述の通り「死んだ」細胞なので、爪自体にせっせと栄養を与えても、ほとんど意味がありません。食生活を見直して、爪の栄養となるような栄養素をしっかり摂る方が大切なのです。
では、爪にはどんな栄養素が必要なのでしょうか?
爪を強くするために「カルシウムを摂る」というのは、実は勘違い。こんな間違いがなぜ起こっているかというと「爪=骨の一部(だって硬いから)」という間違った認識があるからです。
爪は、骨ではありません。その正体は、実は「ケラチン」というたんぱく質。髪の毛や皮膚の仲間で、皮膚の一部が硬くなったものなのです。
このケラチンが不足すると健康な爪は当然生えてきませんし、動物性たんぱく質の不足も脆くて薄い爪の原因となります。
爪が欠けやすいとか”もろい”といった場合、もしかしたらコラーゲン不足による水分不足も原因のひとつかもしれません。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、皮膚内部に水分を貯える役目を果たしていて、瑞々しく張りのある肌を作る役割を担っています。美容関係の情報に敏感な女性なら言わずもがな、ですね。
爪も皮膚の一部であることに変わりはありませんから、コラーゲンの役割が少なくないってことはわかりますよね。
薄爪のケア・・・生活の中で気をつけたいこと。
薄爪は日頃のちょっとした気配りで、時間はかかりますが徐々に改善していきます。放置するとますます悪化するだけで、現状より良くなることはありません。
大切なのは、これから生えてこようとしている爪です。とりあえず、日々丁寧にケアを心がけてキレイな爪が生えてくるのを期待して待ちましょう。
例えば、日頃の生活の中でどんなことを心がければいいのでしょうか?
爪は乾燥を嫌います。前述の通り、爪は肌と同じです。
私たち女性は、お風呂から上がったとき何をするでしょうか? 肌のお手入れ、しますよね?
それと同じで、爪にも油分や保湿が必要なのです。なので、水を使った後、即行でハンドクリームを塗るのは鉄則ですよ。
また、日頃の家事の時にも注意が必要です。できるだけ、爪の負担になるような事は避けることです。
最近では、食洗機が普及しているとはいえ、日々洗い物をしたり、掃除などで、かなり爪に負担をかけています。
洗い物で使う中性洗剤は、手の油分だけではなく爪の油分までも奪ってしまいます。なので、このようなときには、しっかりとハンドクリームなどで、爪の表面までケアすることがキレイな爪を保つためには大切です。
爪を硬くするにはマッサージと適度な水分保持
強い爪を成長させるには、爪の根元のケアが大切なのは既に述べましたが、特にこの部分の水分が適度に保たれているのが大切。
この部分が乾燥していると爪が生えにくく、しかも生えたとしても乾燥した爪になり折れやすくなってしまいます。
そのためには、”キューティクルオイル”をこまめに塗るのがおススメ。ハンドクリームでも構わないですが、キューティクルオイルのほうが、皮膚への浸透率が高いのでより効果的です。
”キューティクルオイル”は、爪を乾燥から守ったり強くする効果だけじゃなく、ネイルを長持ちさせる効果があり、キレイを目指す女子のポーチには必ずといってもいいほど入っているアイテムです。
ネイルの周りに塗って、その際、爪の周りを押さえて刺激するとより効果upしますよ!
おもいのほかダメージを与える爪切りには注意が必要
爪のお手入れで気をつけなくてはいけないのは爪を切るとき。
一般的には、爪きりでパッチンパッチンと切る事が多いですが、実はこの行為が爪にダメージを与える行為だなんて心外ですよね。でも事実、爪切りで爪を切る事で二枚爪になりやすいのです。
それを予防するためには、乾燥した状態で爪を切るのはやめて、お風呂に入った後など、爪が多少水分を含んだ状態で切る事で予防できます。
爪のケアで大切なのは、地道に繰り返すこと。
残念ながら爪は1ヶ月で数㎜しか伸びません。痛んだ爪が健康な状態を取り戻すには時間が必要です。
その時に、少しでもいい状態になるように、気長にお手入れに励みましょう!