太ももの外側のふくらみができる原因は、股関節の歪みだった!
ダイエットを頑張って、体重も減ったのに、太ももの外側のふくらみだけは変わらないまま、という人はいませんか?それもそのはず、太ももの外側のふくらみの原因は、股関節の歪みから来るものだったのです。股関節の歪みを治して、真っ直ぐな足になるためのエクササイズについて、紹介します。
ダイエットしても太ももは細くならない?
太ももの外側のふくらみの原因とは。
細くて真っ直ぐに伸びた足は、すべての女性の憧れですね。
足に自信が持てれば、ミニスカートだって、足のラインが出る細身のパンツスタイルだってばっちり着こなすことができるのに、と思っている女性は少なくないでしょう。
特に、太ももの外側がふくらんでいると、スカートをはいてもお尻から太ももが大きく見えてしまい、体型を隠してくれそうなワイドパンツをはいても、足が短く見えてしまいます。
太ももをほっそりさせようとダイエットをしてみても、体重は落ちて、ウエストやアゴのラインは変わるものの、足のラインを変えることはなかなか難しいものです。
ダイエットしても、なかなか足のラインが変わらない理由は、太ももの外側のふくらみの原因が、股関節の歪みから来るものだからなのです。
股関節が捻じれると、骨盤の大転子という大腿骨の外側の出っ張り部分が外側へ出てきてしまい、大転子周囲のお尻の筋肉が引っ張られたり、その周りに脂肪組織が集まってきてしまい、お尻が垂れ下がってしまったり、太ももの外側のふくらみができてしまうのです。
何よりも大切なのは、股関節の歪みを治すことなのです。
股関節の歪みを治すには。
日常生活を見直そう。
股関節の歪みを治すためには、エクササイズを行うだけでは充分ではなく、毎日の生活の中で、自分でも気が付かないうちに行っている動きによって、股関節の歪みが起きてしまったのですから、股関節の歪みにつながる動きをしないように、心がける必要があります。
具体的には・・・横ずわりをしない、靴の外側だけがすり減ってしまうような、外側重心の歩き方をしない、また、つま先に重心を置いて歩かない、膝が内側に向くような立ち方や歩き方をしない、脚を組まない、バッグはいつも同じ側に持つのはやめるようにするなどの注意が必要です。
股関節の歪みを治すエクササイズ。
下肢の関節には、股関節、膝関節、足関節があり、これらを連動させることで、股関節の調節を行うことができますから、そのためのエクササイズを紹介しましょう。
床に足を伸ばして仰向けに寝て、つま先を自分の方に曲げ、膝も曲げます。次に、つま先を曲げたまま膝をまっすぐに伸ばし、そのまま足全体を内側にひねるようにします。
このエクササイズを、1日に片足30回ずつ行います。このエクササイズで、脚はまっすぐになっていきます。
次に、股関節の詰まりを解消するストレッチを紹介しましょう。
肩幅に脚を開いて、四つん這いになります。右手の延長線上に右ひざをおき、左手の延長線上に右足首がくるようにします。左のひざを伸ばして、後ろにスライドさせながら、体の重心を左の股関節に置くようにします。
左足を伸ばせるところまで伸ばしたら、上半身の力を抜いて、前に倒し、床にできるだけおでこを近づけるようにしますが、無理に前に倒す必要はありません。
この姿勢を30秒間から1分間保ち、今度は脚を変えて右足を伸ばす姿勢をとります。これを片側につき、1日3回から5回行います。
お尻と太もも両方の後ろの外側が伸ばされることによって、お尻は筋肉の緊張がほぐれ、太ももは外へのふくらみが解消されていきます。
曲げている方の足首の位置は、体に近いほど負荷が軽く、ヒザが90度に近づくほど辛くなるので、自分のできる範囲で位置を調節しながら行ってください。
股関節の歪みを治すことで、太ももの外側のふくらみが解消するだけでなく、ヒップアップ効果や膝の上の気になるお肉もとれてほっそりして、体内の循環までよくなると言いますから、是非試してみましょう。