甲高と扁平足は危険サイン!足の変形を治す方法はコレだ!!
「偏平足は体にとって良くないサイン」というのは、聞いたことがある方も多いと思いますが、実は甲が高くなっている「甲高」な足も様々な不調をきたす原因となる可能性があります。ここでは、甲高と扁平足がもたらす体への危険と対処法を紹介します。自分の足を見て気になる方、必見ですよ!
偏平足ってどんな状態??
土踏まずがない状態
偏平足は、土踏まずにアーチがない状態のことを言います。
人の足は、そもそも生まれた時は偏平足ですが、裸足や裸足に近い状態のペラペラの靴などを履いて、運動したり負荷をかけたりすることで発達し、土踏まずが作られてきます。
幼少期に足への負荷がないと偏平足に!
土踏まずは、幼少期に厚いクッションのシューズなどを履いて行動していると、足に衝撃が直接かからないので形成されないことがあります。
偏平足にならないようにするには、幼少期に、ある程度安全を確保して、裸足で遊ぶことがとても重要なのです。
甲高の状態とは??
足の甲のアーチが高くなっていること
甲高は、足の甲の部分が極端に高くなっていることを言います。要するに、土踏まずのアーチの部分が極端になり、甲が高くなっていると考えると分かりやすいかもしれません。
なぜ甲高になるの??
甲高になってしまうのは、ハイヒールなどを常用し、つま先を使いすぎてしまい、足の裏の骨格が詰まってしまうことが原因と考えられています。特に、バレリーナなどつま先をよく使うような方々に多く見られます。
また、神経や筋ジストロフィーなどでも見られることもあります。
偏平足と甲高がもたらす不調は??
猫背や疲労感を感じるように!
「偏平足と甲高であってもたいしたことはない!」と思っている方がいらっしゃったら、それは大間違いです。
偏平足や甲高の状態は、姿勢の歪みが原因で起こるので、猫背や体が固くなるなどの症状が少しずつ出てきます。
また、疲労感や痛みを感じるようになることもあり、痛みは、足だけでなく、腰やひざにまで感じることもあるようですよ。
足がつりやすい!!
扁平足や甲高になると、足の裏の筋肉が縮み、骨格の歪みがあるので、足がつりやすくなります。
甲高になるとタコや魚の目ができやすい!!
甲高の状態は、体の重みを支えるのが親指と小指の付け根の部分で支えることが多いので、これによって、たこや魚の目ができやすくなります。また、腰痛も引き起こしやすくなります。
甲高と扁平足を改善するには??
整体などで矯正してもらおう!!
甲高と偏平足は、体の歪みが原因となっていることが多いので、カイロプラティックや整体院などで専門家に治してもらうと良いでしょう。
甲高と偏平足は、あまりにもひどくなると、外科的手術治療が必要となるので、早めにケアするようにしましょう。
姿勢を正して歩こう!!
偏平足や甲高を予防するには、かかとを着いたら足の裏全体を付け、指で蹴り上げるように歩くことを意識して、正しい歩き方をするように心がけましょう。
肩の力を抜いて、背筋を伸ばすことも大切ですよ。また、頭は揺らさずに、顎を引き気味にして歩きましょうね。
美しい姿勢や歩く姿は、周りの方にも良い印象を残します。
理想的な靴底の減り方は、かかとの部分と親指のあたる部分が減っている状態のことを言います。一度、普段履いている靴をチェックして、自分の歩き方を確認するのも良いですね。
足に合った靴を履こう
足に支障をきたさないためには、足に合った靴を履くことが大切です。痛みを感じるような靴は絶対に履かないようにしましょう。