”くちゃ”=泥って知っていた?くちゃパックの方法をチェックしてみよう!
「”くちゃ”=泥」を使うとお肌がとってもいい状態になるんだとか。お肌だけでなく、髪の毛のお手入れに使えちゃうんだとか?!果たしてそんな万能の”くちゃ”ってどんなものなのでしょうか?気になるくちゃパックの方法を一緒にチェックしてみましょう!
皆さんは”くちゃ”ってどんなものか知っていますか? くちゃとは沖縄で取れるミネラルがたっぷりの”泥”のことを指すそうです。
ではいったいどのような方法で泥を利用しているのでしょうか?
どんなくちゃパックの方法があるの?
とっても簡単!くちゃパック!!
適当なサイズの器に、くちゃ(泥)を約10~15g入れ、その中に水を7~10cc入れ、均一になるように混ぜていきます。理想の硬さはマヨネーズ程度!
これを顔全体に伸ばしていきます。(このとき、口元と目元は避けるようにしてくださいね。)
5~10分ほど経って全体的に白っぽくなったら、ぬるま湯でキレイに洗い流していきます。
たったこれだけでお肌ツルツルピカピカに!!
なんとこのくちゃパックの泥は洗顔としても使えるんだそう。
先ほどのパックより水を多くしたものを、お肌に優しくなじませていきます。これをすすぐだけで洗顔としても使えるんですよ!
他のくちゃ(泥)の使い道とは?!
<くちゃをシャンプー替わりに!>
くちゃ約20gに水を約50cc入れよく混ぜ、溶かします。これを軽く湿らせた髪の毛全体になじませていきます。軽く頭皮をマッサージし、しっかりと洗い流します。
ある調査では、沖縄の糸満市のお年寄りたちは、今でもこの方法で洗髪をされている方が多くいるんだそうですよ。
人によってはこのくちゃ(泥)を湯船に溶かして、そこへ入るといった方法をされている方もいるんだそうですよ!
まさに”全身くちゃパック”といったところでしょうか。
どうして”くちゃ(泥)”がいいの?
沖縄でしか採取できないくちゃ(泥)だった!
このクチャ(泥)ですが、とてもとても細かい微粒子で成り立っているんだそうです。そのサイズは100ミクロン以下!! もう細かすぎて単位がわからないぐらい!(なんと赤血球より細かいとか!?)
このくちゃの気になる成分ですが、雲母・カオリナイト・クロライト・スメクタイトといった微粒子で成り立っているそうで、これらにはとても強い吸着性があることでお肌をスッキリさせてくれると言われています。
さらにこのくちゃの成分として注目したいのが珪酸などのミネラルです。とても栄養化の高いミネラルが多く含まれている土壌から採取される泥なので、とてもお肌にもいいとされているというわけなんですね。
こういった条件をもった土壌は沖縄にしかなく、くちゃ(泥)を使った美容方法は特に沖縄で発展したのだそうです。
近年は沖縄でもこのくちゃ(泥)を使った美容は下火となっていましたが、様々な分野で天然素材を生かしたナチュラル志向が見直されていることから、このくちゃも再度注目されているというわけなんですね!
くちゃ(泥)の使用方法の注意
使う前に気をつけたいこと!
クレイパックのやり方と同じで大丈夫です。つまり泥であるため乾き易いので、パック自体がすぐに乾燥していまいます。乾燥させるとお肌の水分も奪われてしまうので、長時間放置しないで水分を保つように気をつける必要があります。
また、このくちゃは大変吸着力が強くお肌の皮脂もしっかり除かれてしまいますので、その点でもお肌の乾燥を招きやすいので、使用し過ぎには注意しましょう。
メディアなどでも注目を浴びていたこともあり、最近では沖縄のデパートなどに行くと、くちゃパックとして売られている商品は沢山あるようです。また、沖縄に留まらず、通販はもちろん、最近では身近なところでも手に入れることが出来るようになっているので、とても手軽に始めやすいものとなっています。
しかし天然素材のものだからといって、誰しもがこのケア方法がいいというわけではありません。多く含んだミネラルが敏感なお肌を刺激してしまうことも考えられます。
ぜひとも最初に行う前にお肌の一部でパッチテストを行い、自分の肌に合うかのチェックはしっかりと行うようにしてくださいね。
もしお肌に合わないようでしたら、即使用を中止し、場合によっては専門医に相談をするようにしてくださいね。