自然治癒力を上げてデトックス効果を期待する!経路リンパマッサージとは?
西洋医学の理論と、東洋医学の考え方の良いところを組み合わせたのが経路リンパマッサージと言います。デトックス効果を期待しながら、さらに自分自身の力で新しい肌を再生してくという考え方です。そこで、今回は、経路リンパマッサージとはどんなものなのか、そしてマッサージ方法なども合わせてまとめました。
経路リンパマッサージとは?
最近注目されているのが、経路マッサージと呼ばれるマッサージ法です。
これは、東洋医学の「自然治癒力を高める」という病気を防ぐ考え方と、西洋医学の病気の原因をきちんと解明し、それを取り除くという考え方の、両方の良い部分を取り込みながら、マッサージという形で自分自身の健康や美容を向上させていくというスタイルです。
経路(けいけつ)とは?
東洋医学では、気血を通る道を経路(けいけつ)と呼びます。
これは、人間の体には気(人間のエネルギーである部分)と血(血液)の流れが大切であり、その流れのバランスが崩れたときに病気になってしまうというのが東洋医学の考え方の基本になっているからです。
この流れが良ければ、その分、気血の流れも良くなることで、体内のバランスが整い、健康促進、免疫効果が高まるのです。経路は、人間の体に大きく14本ほどに分かれて流れています。
それぞれに体のいくつかとつながっているため、経路に刺激を与えることで、反応がある場合には、その経路とつながっている内臓やその他の体の器官の調子が、あまりよくないということがわかるのです。
リンパと経路の違いとは?
経路というと気血の流れを言いますが、これは西洋医学でいうところのリンパの流れと非常に似ているところがあります。
リンパは、血液の流れとともに、ウィルスや雑菌、あるいは老廃物などを体の外に出すための流れです。このリンパの流れが滞ることによって、老廃物が体内に溜まりやすくなったりします。
根本的な流れは経路と同じものになりますが、経路はそのものを刺激することにより、体のある部分を弱らせるものを滞らせることなく流れさせて、体内のバランスを良くさせるということになります。
経路マッサージをしよう
経路マッサージとは、経路をきちんと理解して、その経路に沿ってその流れを促すためにマッサージをすることです。
そうすることで免疫力が高まり、弱っている部分を回復させることができます。
経路マッサージのやり方
まずは、人間の体の中に通っている経路を確認しておきましょう。そして、その経路にそって、中心から遠い部分から中心に向かってマッサージをしてきます。
ただし、マッサージする際には力強くするわけではなく「少し痛いな、少し気持ち良いな」と感じるほどで十分です。
流れをよくするためには血液の流れが良いタイミングがよいため、お風呂上りなどに行うとよいでしょう。
また、マッサージをしやすくするためにオイルやクリームなどを塗りながら行うことで、過剰な力を加えることなく、スムーズにマッサージを行うことができます。
経路マッサージをすることによるメリット
経路マッサージは、リンパマッサージと合わせて行うことでその効果は2倍にもなります。
老廃物を体の外へと促すとともに、自分の免疫力が強くなるのです。ですから、アンチエイジングや痩身効果など、様々なメリットがあるのです。
マッサージをしながら、ツボを押すことで、自分の今の体の状態を把握することができます。自分の体ときちんと向き合うことができるこの経路マッサージは、今後も多くの方に支持を得ることができるでしょう。