ニキビの芯は取っても大丈夫?ニキビの芯のとり方と注意点
できてしまったニキビを何とかしたいと思って、ニキビの芯をとろうと思ったことはないでしょうか。でも、ニキビの芯って取っても大丈夫なの?ニキビが治りづらくなるのでは?と思ってしまうかもしれません。ニキビの芯のとり方やとる時の注意点などをご紹介します。
取ってもOK?それともNG?ニキビの芯
ニキビの芯を取る時は、そのニキビの芯をとっても大丈夫かどうかを確認することが大切です。
中には、取ってしまうとニキビを悪化させてしまうものもあります。どんなニキビの芯であれば大丈夫なのかをご紹介しましょう。
こんなニキビの芯ならとってもOK!
ニキビの芯で取っても大丈夫なものは、白ニキビや黒ニキビなどの炎症のないニキビです。
白ニキビや黒ニキビは炎症を起こしていないため、ニキビの芯を取り出すことによって、皮脂が出て早くニキビを治すことができます。
白ニキビや黒ニキビを見ると、今にも皮脂が出て飛び出しそうな状態になっています。このようなニキビであれば、とっても問題がありません。
こんなニキビの芯はとってはNG!
ニキビの芯を取ってはいけないものは、赤ニキビや黄ニキビです。
これらのニキビは炎症を起こしてしまっており、ニキビの芯を出してしまうと、ニキビの治りが悪くなってしまいます。
赤ニキビや黄ニキビは、絶対に触らないようにして、炎症を抑えて小さくすることが大切です。
ニキビの芯のとり方
ニキビの芯を取る時は、道具を使ってとることが大切です。
爪や指の腹でぎゅーっと押さえてもニキビの芯を取ることはできますが、皮膚に傷をつけてしまう恐れがあるためやめておきましょう。
ニキビの芯をとる時におすすめな道具は、面皰圧子(めんぽうあっし)です。片方は丸い形をしていて、もう一方は三角の形をしている道具で300円前後で販売されています。
【ニキビの芯のとり方】
①お風呂に入って皮膚をふやかします。
②入浴後にニキビを清潔な状態にするために、泡立てた泡できれいにします。
③面皰圧子をニキビの芯部分にあてて、ゆっくりと皮脂を押し出していきます。
④皮脂が出た後は、毛穴があきっぱなしの状態となるため、マキロンなどの消毒液をぬって、化粧水、保湿クリームでケアをして完了です。
⑤雑菌予防のために、毛穴が気になる方はふんわりと絆創膏を貼っても良いです。
ニキビの芯をとる時の注意点
ニキビの芯をとる時は、面皰圧子を肌に強くあてすぎないことが大切です。
また、最初にお伝えしたように、白ニキビや黒ニキビの芯のみとし、赤ニキビや黄ニキビの場合はさわらないことが大切です。
自己判断ができない場合は、皮膚科や美容外科などでも治療をしてもらえるため、そちらを考えてみましょう。
皮膚科でニキビの芯をとってもらってもOK
自分のニキビが取っても大丈夫なものかどうかが分からない場合は、皮膚科に診てもらって判断をしてもらいましょう。皮膚科では、面皰圧子を使って毛穴の皮脂を取り除いたり、角質を除去する治療が行われます。
また、ニキビにイオウ製剤を塗って、毛穴につまっている角質をはがして開きやすくしたり、炎症を起こしている場合のニキビには抗菌薬を処方してくれます。
外用レチノイドという薬は、毛穴のつまりを取り除いてくれる薬です。これらの治療は保険が適応されるため、健康保険に加入をしている方は、3割負担で診てもらえます。
皮膚科では、ニキビができにくい食生活のアドバイスをもらうことができたり、正しい洗顔方法を教えてもらえます。