夏場に恥ずかしい顔汗・・ すぐに顔汗を止める方法
夏場、顔汗をなんとかしたい!と思うこと、ありますよね。顔にすごい汗をかくのって、汗っかきみたいで、女性なら恥ずかしいと思います。こちらでは、顔汗の原因や顔汗を止めるとっておきの対策についてご紹介します。
夏場、身体はそれほど汗をかかないのに、顔に汗をかく、という人いますよね?
何だか、すごい汗っかきみたいで、本当は違うのに心外だ! って思うかもしれません。
こちらでは、顔に汗をかく原因や顔汗を止めるとっておきの方法をご紹介します。
顔汗の原因&すぐに顔汗を止める方法
顔汗の原因は汗をかかない生活をしているから
汗をかくのは、身体に溜まった熱を放出する行為なので、決して悪いことではありません。熱くなった身体を汗によって発散し、下げるよう自ら調節しているのです。
夏場などの暑い時期にもかかわらず、顔にだけ汗をかいてしまうという人がいます。これは、普段あまり汗をかかない生活をしていることが原因です。
長期間全く汗をかかないでいると、身体全体の汗腺が機能しなくなります。汗を分泌する汗腺が鈍くなるために、汗をかけなくなってしまうのです。
しかし、顔は笑ったり怒ったりして普段から動かしていますよね。そのため、顔の汗腺だけが機能してしまい、顔汗をかくのです。
普段、汗をかかない生活とは、簡単に言えばじっとしていることが多かったり、運動不足になっていたりする、ということです。
パソコン業務やオフィスワークの人は、終日座ったままということもありますよね。加えて、建物の中は空調が効いています。冷房の風にあたって寒いくらいという人も多いかも。これでは夏場でも汗をかくことはないですよね。
また、夏はシャワーだけという人もけっこういます。湯船に浸からないので、本当に汗をかく機会が減ってしまうのです。
特に、心臓から遠い下半身は、こういった日ごろの生活習慣によって汗腺が休眠状態になり、汗をかくどころか冷えやすくなります。
そうなると、やはり普段動きのある顔の汗腺だけが活発になるため、熱が溜まった時には、そこから汗を出して体温を下げようとしてしまうのです。
では、ここからは、顔汗を止める方法をご紹介していきます。
有酸素運動をしよう
顔汗の一番の原因は、普段汗をかかない生活をしていることなので、運動を取り入れて汗をかく習慣をつけると良いでしょう。
おすすめは、有酸素運動です。一日数十分で良いので、ウォーキングやジョギングをしてみましょう。昼間は熱中症になる危険があるため、早朝か夕方が良いと思います。
紫外線が気になったり、外で身体を動かすのが苦手という人は、水泳もおすすめです。泳いだり水中を歩いたりするのも身体全部を使う運動なので、休眠状態の汗腺を刺激することが出来ますよ。
首を冷やそう
首の後ろには頸動脈という脈が流れていて、これを冷やすと一時的ですが血行を制限することができます。すると汗も引いてくるため、顔汗を止めることが出来ます。
外出する時には、薄手のストールに小さな保冷材を付けて首に巻くと良いですよ。紫外線の防止にもなりますし、一石二鳥です。
ツボを刺激しよう
汗を止めるツボがあります。そこを刺激すれば少しは汗も治まるかもしれません。
まずは“後谿”です。「ごけい」と読みます。後谿は、手のひらを自分の方に向けて握った時、小指の付け根あたりに出来る少し飛び出した部分です。ここを刺激してみてください。
手首にある“陰郄”という部分もツボになります。これは「いんげき」と読みます。小指からまっすぐ下ろした手首の付け根から、指一本分を離したところにツボがあります。
指圧マッサージをすると効果的です。パッチタイプのお灸も効くので試してみてください。
汗止めの帯を使う
両脇をギュッと締めると、デコルテより上が発汗しづらい状態になります。これは皮膚圧の反射を利用した半側発汗の仕組みです。
ちょっと難しいかもしれませんが、例えば右側を圧迫すると交感神経の働きが抑えられるため、左側が反動で興奮状態になります。すると、右の汗が止まり、左にばかり汗をかくようになります。
これを顔汗に応用します。脇下を締めて圧迫することでデコルテより上は汗をかかなくなり、脇下ばかりに汗をかくようになります。
自前でも良いですが、汗止めの帯が市販されています。気になる方は購入してみてはいかがでしょうか?