ローズヒップの効果7つと効果を高める2つのポイント
ローズヒップの効果には7つの代表的なものがあります。とくにビタミンCやE、リコピンや鉄分などが豊富で、抗酸化作用も高いローズヒップティはお茶だけでなく実まで食べることと、朝の時間帯に飲むことでより高い効果が期待できます。妊娠中にも安心して飲むことができるお茶としても知られています。
ローズヒップの効果7つ
ローズヒップといえばローズヒップティーとして飲むことが多いものですが、美肌効果やアンチエイジング、生理痛の緩和などの効果がある他、妊娠中の女性にも飲むことで様々な栄養が摂取できるヘルシーなお茶として知られています。
具体的にどのような効果があるのか紹介します。
【1】細胞の新陳代謝促進
ローズヒップティといえば、ビタミンCが豊富であることが知られていますが、他にもビタミンA、βカロテンが豊富に含まれています。
そのため、細胞の新陳代謝が促進されます。これは体を若く保ったり、健康を維持するのに有効なだけでなく、慢性病や難治性の病気にも効果があるということです。
酸味の強い味とは裏腹にその成分は体に優しいものだけなので子どもや妊婦さんでも飲むことができるのでみんなに優しいヘルシー茶といえます。
【2】美肌、美白
ビタミンCやリコピンなどの成分が豊富なローズヒップティーは美肌や美白になるのもサポートしてくれます。
抗酸化作用が強いため、乾燥や紫外線の刺激にも負けない強く丈夫な肌になることが期待できます。
【3】自律神経の調節
ローズヒップティーには心身の調節をする自律神経の働きにも効果があります。これは鉄分やカルシムなとのミネラルによるものです。
とくに温かいローズヒップティーは高ぶった交感神経を鎮めて副交感神経を優位にする効果があると言われています。
女性は神経を使いすぎたり、運動が少ないことで自律神経が乱れがちになります。そのようなときにローズヒップティーを飲むと自律神経のバランスがとれ、さらに気分転換にもなるのでとても効果的です。
【4】アンチエイジング
ローズヒップティにはビタミンE、リコピン、ビタミンCなどの抗酸化作用の強いビタミンが豊富に入っています。これにより老化防止やアンチエイジングが期待できると言われています。
これらの成分は加齢や疲労によって酸化しがちな細胞を酸化から守る作用があります。そのため、いつまでも若々しい肌や髪の毛などをキープすることができます。
【5】女性ホルモンの正常化
ローズヒップティーは女性ホルモンにも作用します。その作用はとても自然で不足を補ったり、バランスを整えるという作用なので妊娠中の女性でも安心して飲むことができる数少ないお茶です。
また、女性ホルモンのバランスを調える働きがあることから生理痛や生理不順にも効果があると言われています。ローズヒップティーには鉄分も多く含まれているという点からも女性には欠かせないお茶です。
【6】免疫力向上
ビタミンCやビタミンAを多く含むローズヒップティーは免疫力を向上させる効果もあります。免疫力は体を菌やウイルスなどの外敵から身を守るためのものですが、この機能が衰えると風邪をはじめとした感染症にかかりやすくなります。
また、健康なときには問題にならない常在菌と呼ばれる体に付着していく菌などのが繁殖しやすくなることで体調を崩したり、肌トラブルが生じることもあります。
【7】疲労回復
ローズヒップティーは酸味が強いことで知られていますが、実はローズヒップティー自体は酸味はほとんどありません。酸味の正体はローズヒップティーと一緒にブレンドされているハイビスカスによるものです。
この酸味のためにローズヒップティーが苦手という人もいますが、この酸味にはクエン酸が豊富に含まれているため身体の疲労回復に高い効果が期待できます。
また、ローズヒップティーとして飲むことで血行が改善されるので細胞の修復などもすみやかに行われます。
高い効果を得るための2つのポイント
実を食べる
ローズヒップティーの高い効能をより得るためにはローズヒップティーでローズヒップの実まで食べることが大切です。
実は、ローズヒップティーの抗酸化作用はこの実の部分に集中しており、これはお茶として成分が溶け出しにくいと言われています。そのため、ローズヒップティーは実まで食べてこそ、高い効果が実感できるのです。
朝に飲む
ローズヒップティーを飲むポイントは時間帯にもあります。とくに美肌効果を期待する場合にはローズヒップティーは朝の時間帯に飲むことがおすすめです。
朝飲むことで日中の紫外線などの刺激でもトラブルを生じさせない肌になることができます。