はちみつの効果は美容にうれしいものがいっぱい!スキンケアに役立てる方法
はちみつの効果には、デトックス作用や抗酸化作用、高保湿・保水作用などさまざまなものがありますが美容にうれしい働きがとても豊富です。ここでははちみつの効果やはちみつをスキンケアに役立てる方法などについて解説します。
はちみつの効果
傷や炎症を回復させる
はちみつには強力な殺菌消毒作用があり、軽い傷ややけどであれば塗っておくと次第に回復し、痕に残りにくくなるほど。
はちみつの賞味期限はだいたい2年ほどですが、それ以後3年ほどたってもほぼ品質が変わらずにいられるのは、この殺菌作用のためです。
便秘の解消
便秘は肌荒れや吹き出物ができる原因になるだけでなく、悪化すれば腹痛や腰痛、肩こりなど全身の不調になって現れます。
そのような便秘の解消にも、はちみつがもつビフィズス菌を増やす作用が役立ち、腸内環境が正常な状態に。
肌をしっとりさせる
はちみつに含まれる水分自体は約20%ほどしかありませんが、空気中の湿気を吸収する力があるため肌に水分を取り込みます。また一度取り込んだ水分を逃がさない保水作用も高いため、肌がしっとりもちもちの状態に。
さらに、デトックス作用・代謝や血行を促進する作用もあるため、肌の色ツヤも良くなります。
はちみつを使ったスキンケアのやり方
クレンジングや洗顔料に混ぜる
普段使っているスキンケア用品にはちみつをプラスするだけで、はちみつのうれしい効果が得られます。
クレンジングや洗顔料にプラスする場合は、手のひらに500円玉大くらいの量のはちみつが適量です。泡立てて使う時は、はちみつを足す前に泡を作ってから混ぜた方が、泡をきちんと作ることができます。
そのまま塗ってパックする
乾燥がひどい部分や皮がめくれてしまったくちびる、傷みが気になる髪の毛先にははちみつを直接塗ってケアするとしっとりと潤った状態に。顔全体に塗ってパックをする場合は、塗って少し待ったあときれいに洗い流します。
またくちびるのケアには、はちみつを塗った上にラップをかぶせることでパック効果が高まります。
髪に使う時はシャンプー前の濡らした髪の気になる部分にはちみつを塗って少し待ち、そのままシャンプーをするとうるおいが得られるのです。
スキンケアに使う時の注意
はちみつはうれしい美容作用が豊富な反面、肌に直接つけるとアレルギー反応を起こす場合があります。
はちみつを付けたあとが赤くなったりはれたりすればアレルギー反応があったといえるため、皮膚科の受診をお勧めします。
そのため、まずは広い部分にたくさんつけず、少し肌につけて様子を見て大丈夫そうと確認できてからスキンケアを行うと安心です。
食べて美容に役立てる方法
安眠へ導く
きちんと眠ることは美容に欠かせないポイントですが、ホットミルクにはちみつを少量入れて寝る前に飲むと、ホットミルクだけの時よりも安眠作用が高まります。
ミルクには安眠を導く「トリプトファン」という成分が含まれていますが、はちみつはトリプトファンの吸収をさらによくする働きを持っているため、相乗効果でよりリラックスを進めることができます。
カロリーを抑える
はちみつの甘さは強いため、カロリーもかなりあるように見えますが、実は同じ量の白砂糖と比較するとはちみつの方がカロリーが少なくなります。100gで比較した時には、はちみつは294kcalに対して白砂糖は384kcalも。
甘さが強いけれどカロリーが控えめということは、余分なカロリーをとらずに満足する甘さにできるため、砂糖を使う場面ではちみつに変えると、ダイエットにもうれしいことになります。