足の乾燥肌をなんとかしたい!足が乾燥する原因と対処法
冬になって空気が乾燥する季節になると、足の乾燥肌が気になるという方へ、足が乾燥する原因や対処法についてご紹介しましょう。足が乾燥して掻き毟ってしまうと、出血したり傷になったりして大変ですよね。足がカサカサしてぼろぼろにならないようにするために、足の乾燥肌対策をしましょう。
足の乾燥はなぜ起こる?足の乾燥肌の原因と対処法
足のカサカサに悩んでいる方へ、足の乾燥肌の原因と対処法を勉強しましょう。少し気を付けるだけで、足のかゆみで悩まなくても良くなりますよ。
足の乾燥肌の原因は?
足が乾燥する原因はいくつかあります。それぞれをみていきましょう。
【水分不足】
皮膚は角質細胞同士がお互いにくっついている状態で、角質細胞間のセラミドが不足することによって、粉がふいたような状態になってしまいます。
セラミドは、角質をくっつけているものなのですが、日光を浴びて乾燥をしてしまったり、冷房や暖房などの風によって乾燥をして水分不足になってしまいます。
【血行不良】
足の部分は酸素や栄養素を送る心臓から離れており、血行不良で冷え性の方は足までしっかりと酸素や栄養素を運ぶことができていません。
血行不良になると、肌の生まれ変わりが正常に行われないため、角質細胞がきれいな状態になりません。
【洗いすぎによる角質剥がれ】
歳をとると、肌のターンオーバーのサイクルが正常にならず、セラミドや皮脂膜など細胞を保護する成分がだんだんと減少していきます。
それに加えて、お風呂でボディソープなどをつけてゴシゴシと洗ってしまうと、ますます皮脂が落ちていってしまいます。
若い時は皮脂が落ちてもある程度分泌されるため良いのですが、歳をとると保護するだけの皮脂量の分泌がされないため、角質が剥がれて乾燥をしてしまいます。
足の乾燥肌の対処法
足の乾燥肌が起こった時は、どのようにすれば良いのでしょうか?
【保湿クリームを塗る】
お風呂に入った後は、お湯で皮脂が落ちてしまっているため、入浴後は保湿クリームで肌をケアすることが大切です。まず、お風呂から上がった後、水分をタオルでやさしくふきとり、化粧水を塗ります。
その後、保湿クリームを塗り、ラップを足に巻き付けましょう。5分程度ラップでパックをしたら、膝まで隠れるくらい長めの靴下を履いて寝ましょう。
【マッサージをする】
足の冷えに悩んでいる方は、フットマッサージをして血行UPを図りましょう。
①血液を心臓へ戻すような気持ちで、ふくらはぎをアキレス腱から膝に向かって強めに押してマッサージをします。
②筋肉は歳と伴に衰えていくため、毎日5分間は時間を決めてマッサージをしましょう。
【足を冷やさないようにする】
足の冷えは血行不良を招くため、足の乾燥へとつながってしまいます。足を冷やすことがないように、ストッキングやタイツ、靴下を活用しましょう。足用のホッカイロなどもあるので使ってみてください。
足の乾燥肌に良い食事
乾燥肌を改善するために、毎日の食事の成分にも気を配ってみましょう。
【コラーゲン】
肌の細胞を活性化させるコラーゲンは、皮脂の分泌を促進する働きがあります。コラーゲンは、ふかひれやゼラチン、豚のばら肉などに多く含まれています。
【セラミド】
細胞間の水分の補給をしてくれるセラミドは、こんにゃくやパイナップル、てんさいなどに多く入っています。
【ビタミン】
皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAは、ニンジンや青のり、シソなどに多く含まれています。ビタミンAをとることによって、皮膚の防御機能を高めることができ、乾燥しにくい肌をつくることができます。