欧米では常識!?気になるブラシ洗顔の美容効果とデメリット
美肌を追求する美容マニアの間で定番となったブラシ洗顔法ですが、肌に刺激がありそうと敬遠する人も少なくありません。しかし、ブラシ洗顔の美容効果は高い洗浄効果や毛穴すっきり効果だけではありません。正しく行えば肌負担も少なく、ムラなく洗い上げることができるのです。
欧米では常識のブラシ洗顔
欧米の美容マニアの中では常識となっているのがブラシ洗顔です。興味はあるけど肌に刺激がありそうと、日本ではまだ敬遠されがちなブラシ洗顔法。
でも、正しく行えばさまざまな嬉しい美容効果があり、やり方によっては気になる肌刺激も手洗顔よりむしろ優しいのです。
大きく分けるとブラシは2種類
ブラシ洗顔で使うブラシは大きく分けると、手動と電動の2種類です。
手動のブラシは、昔ながらの柄の先に毛の植えてあるブラシです。必ず洗顔用の柔らかいブラシを選びましょう。
日本製なら熊野筆タイプがお勧め。ふわふわしていて、ブラシというより筆に近い触感です。
電動ブラシは美容家電として欧米では一般的です。細かな振動で汚れを速やかに適切に落とします。
ブラシ洗顔の美容効果
泡立て
肌の大敵、摩擦を減らして洗顔するには泡洗顔が一番です。でも、泡洗顔に必要なモコモコのクリーミーな細かい泡を手やネットで作るのは非常に難しく、時間もかかります。
毛の細い洗顔ブラシは手早く、よりきめ細かい泡を作ることができます。
ムラのないマイルドな洗顔
手洗顔では生え際や鼻の脇など顔の細かい部分を洗い残したり、すすぎ残したりしがちです。逆に一箇所にテンションがかかって、こすってしまいがちなのも手洗顔のデメリットです。
ブラシを使えば顔のすみずみまで、力を分散してムラなく洗い上げることができます。
肌が弱いからとブラシ洗顔を敬遠する人も多いのですが、やり方によってはブラシ洗顔の方がかえって手洗顔より肌への負担が少ないことも覚えておいてください。
マッサージ効果
ブラシでくるくると洗顔するとそれだけでマッサージ効果が得られます。適度のマッサージは肌への血流を促し、肌のターンオーバーや自己治癒力を高めます。
といってもその適度なマッサージが難しいのです。自己流のマッサージはかえってシワの原因になったり肌を荒らしたりしかねません。
ブラシ洗顔なら余計な力をかけずに、毎日の洗顔で自然にマッサージができます。
時短にも嬉しい
特に洗顔の時間の取れない人にはブラシ洗顔がお勧めです。
短時間で手洗顔をすると、泡立て不足やすすぎ不足が起こったり、うっかり肌をこすってしまったり一箇所に力がかかってしまったりして洗顔による肌トラブルが絶えません。
ブラシを使うと時間がなくても、質の良い泡と高い洗浄効果で素早く洗顔を済ませることができます。
ブラシ洗顔のデメリットと注意点
しかし、ブラシ洗顔にはやはりデメリットと注意点もあります。
第一のデメリットはやはり肌刺激です。
ブラシ洗顔はブラシで肌をごしごしとこするものではありません。肌は繰り返しの摩擦に弱く、そんなことをしていてはあっという間に乾燥肌や肌荒れ、老化肌へと進行します。
ブラシは肌に軽く当てるだけ。敏感肌や乾燥肌の方はブラシで洗うというよりブラシの毛先の泡で洗うイメージで洗ってください。
毛穴汚れが気になる場合もゴシゴシと掻き出してはいけません。特に気になる部分だけ、時々毛穴洗い専用のブラシでそっと洗いましょう。
もうひとつの注意点は衛生面です。ブラシは泡がついたままにしたり濡れたままにしておくと雑菌の温床となります。毎回きちんと立てて乾燥しましょう。