どんな肌質、肌トラブルにも有効!塩洗顔の効果は塩の質が大事!
塩洗顔の効果は血行促進、角質除去、保湿など多くの美肌効果があります。また、塩洗顔はあらゆる肌質のさまざまな肌トラブルにも効果が期待できる洗顔法です。例えば、ニキビ、シワ、毛穴などの肌トラブルを改善し、乾燥やオイリー肌を正常な肌に戻す作用もあります。ただし、高い効果は良質な塩でなければ期待できません。
塩洗顔の効果
塩洗顔は比較的、簡単に低コストで行える美容法ですが、肌に負担をかけずに行えるため敏感肌の人でも行うことができます。
この塩洗顔の効果には血行促進効果、殺菌効果、角質除去効果、さらに保湿効果があります。さらに、この高い保湿効果のために、乾燥肌もオイリー肌も改善する効果が期待できます。
市販の洗顔剤で肌がかぶれたり、湿疹ができるという人にも安心して使うことができることも魅力です。
塩洗顔で保湿できる理由
塩洗顔の効能の1つに保湿があります。
塩洗顔に高い保湿効果があるのは、塩分の働きで肌の血行が促進されること、古くなった角質を優しく取り除き、肌を良い状態にする効果が高いことと、そして塩が肌に浸透する作用があるからです。
人の体内のおよそ7割は水だと言われていますが、その水は真水ではなく、少量の塩分を含んだ水分です。このため、塩を使った洗顔では水に比べて肌に浸透しやすいために、洗ったあとも高い保湿力があるのです。
塩洗顔で肌トラブルがなくなる?
塩洗顔はあらゆる肌トラブルの改善に有効だと言われています。
そして、その素晴らしいポイントとして、塩洗顔は肌質を選ばないというものがあります。そのため、乾燥肌、オイリー肌、敏感肌の人でも安心して行うことができ、長く続けることでそれらの肌の特性も改善することが期待できます。
また、乾燥などの肌トラブルだけでなく、シミ、シワ、毛穴、ニキビなどにも高い効果があるため、万能の洗顔法とも言えます。
塩洗顔の方法は2つ
塩洗顔には大きく2つ方法があります。それは少量の塩を直接肌につける方法と、塩を溶かしたぬるま湯で洗顔する方法です。
どちらにも高い美容効果が期待できますが、より高い効果を目指すなら、ぬるま湯に塩を溶かす方法をおすすめします。
なぜなら、固形の塩を直接肌につけることで肌に強い刺激になり、傷の原因になる他、塩を直接肌に擦りつけても肌になじむのに時間がかかり、十分な効果を得るためには時間とコツが必要になるからです。
その点、あらかじめぬるま湯に塩を溶かすタイプでは肌への刺激を少なく、さらに洗うだけで高いピーリング効果や保湿効果を得ることができます。
ぬるま湯を用いた塩洗顔の方法
ぬるま湯を用いた塩洗顔は通常の洗顔やクレンジングのあとに行います。
ぬるま湯、1リットルに対して大さじ1杯程度の塩を入れ、よく混ぜます。そして、30回以上を目安に塩を入れたぬるま湯で顔を洗います。洗ったあとは真水で流さず、そのままタオルで顔の水気をとったら、塩洗顔は終わりです。
ポイントはあまり高い濃度の食塩水にしないこと、洗顔後に真水に洗い流さないことの2つです。真水で洗い流すと保湿力は著しく低下するので注意しましょう。
塩洗顔の胆は塩にあり!
塩洗顔で大切なのは、その方法よりも塩の質にあります。
塩洗顔は塩に含まれるミネラル分がとても重要です。そのため、塩化ナトリウム99%以上の精製された塩を用いることは避けましょう。
また、ミネラルが大事だからといって、工場でミネラルを後から添加されたものもおすすめできません。精製された塩はあとでミネラルを添加しても肌に十分になじむことができないため、血行促進や保湿効果を期待できないためです。
そのため、塩洗顔で使用する塩は天然塩、自然塩、岩塩など、いわゆる良質な塩を使って行うことが大切です。