マッサージだけじゃ不十分?!目のクマ解消には眼球運動も必要!
目のクマ解消のためには十分な睡眠とマッサージが有効です。しかし、このような対策で改善するのは青いクマのときです。茶色や黒いクマなどに症状が進行してしまったときにはそれだけでは不十分です。とくに黒いクマは目の周りの筋肉が衰えている証拠なので眼球運動と表情筋を動かして鍛えるようにします。
目のクマ解消はマッサージだけは不十分?!
目の下に青っぽい色や茶色、そして黒色などクマには様々な色があります。それぞれの対処法は変わってきますが、これらの基本的な原因と予防法は同じです。
クマは血行不良が原因なのです。そのため、予防法も血行を改善することがもっとも大切です。
今回は青いクマから茶色、黒いクマまでそれぞれのステージでの対処法を紹介します。
青いクマは十分な睡眠で解消が期待できる!
クマの中でもっとも多い色は青いクマでしょう。
目の下に青いクマができるのは、寝不足や頭皮の血行不良になっている場合で、若い人から高齢者までよく見られるクマです。
基本的には睡眠をとることで解消されますが、連日の睡眠不足のあとなどでは、一晩では改善しない場合があります。
このようなときには寝る前に湯船にゆっくり浸かりながら、マッサージすると効果的です。
このとき、マッサージすると良い箇所は目の下、頭皮、そして首のリンパ節です。強い力は必要なく、優しくなでるようにマッサージしてあげることが大切です。
茶色いクマになったら?
クマは青色のうちに対処すると数日で解消されますが、放置することで青いクマは茶色になります。
これは青いクマを放置しておいたために血行不良が常態化し、色素沈着してしまうことが原因です。
このレベルのクマになるとマッサージだけでは解消されません。改善のためには、血行を良くするほかにも、目の下の皮膚の新陳代謝を促す必要があります。
そのために有効なのはひまし油です。ひまし油は皮膚に塗ることで皮膚から成分が吸収されて、リンパや細胞を活性化させて、細胞の再生速度を早めます。
より高い効果を出すために、ひまし油を塗ったあとラップで覆い、その上から蒸しタオルなどで温めると良いでしょう。ひまし油は温めることで、より皮膚への吸収がよくなります。
黒いクマはかなり危険?!
茶色のクマから黒くなってしまったら、かなりクマとしては重症です。
このような場合には血行促進のためのマッサージだけでは不十分です。さらに、ひまし油を追加しても解消までに長い時間がかかります。
このような黒いクマの状態までいっているときというのは、目の周りの筋肉が衰えていることを意味しています。
しかし、このような黒いクマができた状態でも、適切な対策によって改善には十分に期待ができます。諦めずに地道に頑張りましょう。
黒いクマの改善のためには、目の周りの筋肉をよく動かすことから始める必要があります。
クマの解消には眼球運動が最適!
そのために、まず行わなければならないのは目の周りの筋肉をよくほぐすことです。
ほかの筋肉と同様に衰えている筋肉をいきなり刺激したり、急激に動かすことはよくありません。まずは準備として筋肉をよくほぐしましょう。
目の筋肉は物を見るときにも使いますが表情筋でも多くあります。そのため、まずはおでこや頬、こめかみなど広い範囲で目の周りを揉みほぐしていきます。
そうして、表面が温まったと感じたら、次に行うのは目の運動です。
目の運動は目を大きく開けて、前後左右を眼球だけを動かしてみることです。さらに、遠くのものと近くのものを交互にみることも有効です。
これは目の周りだけなく、目そのもののトレーニングとしても有効です。
左右で視力が変わってきたり、物がぼやけて見えるというときには、目を細めたり、こすったりする前に目を開いてストレッチをするように眼球運動を行うようにしましょう。