米ぬかで美肌になる!おすすめは米ぬかを使った洗顔とパック☆
米ぬかで美肌になることができます。その理由は米ぬかに含まれる高い美容成分のおかげです。米ぬかは天然の石けんとも呼ばれるほど、洗浄力がある一方で高い保湿力もあります。今回は米ぬかとハチミツの洗顔料と米ぬかと卵白のパックの方法を紹介します。いずれも洗い流したあとはぷるぷるお肌になります。
米ぬかで美肌になる!
最近、米ぬかに美肌になる効果があることが明らかになり、その存在が見直されています。
米ぬかは天然の石けんとも言われています。その理由は米ぬかの成分に石けんと同じ脂肪酸ナトリウムが含まれていること、そして血管を丈夫にして血行をよくするビタミンB群・ビタミンE・アミノ酸などが含まれているからです。
石けんには多くの化学添加物が含まれている他、動物実験で多くの動物を殺傷しているという動物愛護の観点からも石けんの製造や使用に否定的な人もいる中で、安心して使用できる米ぬかは古くて新しい石けんとして知られるようになりました。
ところで米ぬかってなに?
これほど米ぬかの良さが知られるようになった反面、米ぬかを知らない人や見たことがない人が多いのも事実です。
その理由として最近では米食が減っていること、自宅で精米することがないことが原因です。米ぬかは玄米から白米に精製する過程ででるものです。玄米の表面にある固い殻や胚芽と呼ばれるものが主成分です。
多くの食物繊維を含むため、食味が悪くなるからと江戸時代から玄米を白米にして食べる食文化が広がりました。しかし、最近ではその捨てていた殻の食物繊維の有用性や胚芽の豊富な栄養価が見直されています。
食べても高い健康効果が期待できる米ぬかには食べる以外にも美肌にする効能があります。
米ぬかを利用したフェイスケア
【1】米ぬか洗顔
米ぬかとハチミツを混ぜ合わせた洗顔料は、高い殺菌作用と美肌作用が期待できます。作り方は、米ぬか大さじ2杯に対してハチミツ大さじ1杯です。これらをよく混ぜ合わせて顔につけます。
汚れが気になるところを重点的にマッサージしながら顔全体になじませたら、ぬるま湯で洗い流します。洗い上がりはもっちりぷるぷるになります。
洗い上がり流す際には排水溝に溶け残りがつまらないように注意しましょう。
【2】米ぬかパック
米ぬかは、卵白とパックすると最高のパックになります。
近年、卵の卵白を生で食べることでビオチンという成分が体から排泄されるということがわかってきました。
ビオチンは皮膚を健康に保つほか、少なくなると抜け毛の原因になります。そのため、卵を生で食べるときには卵黄だけにして卵白は米ぬかパックとして利用することをおすすめします。
米ぬかパックの作り方は卵2個分の卵白に対し大さじ1杯の米ぬかを加えてよく混ぜ合わせます。
ペースト状になったら、肌の気になるところを中心に塗って行きます。とくに乾燥やオイリーな部分には多めに塗ります。
10分から15分程度、パックしたまま放置します。その後、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
米ぬかにアレルギー?!
米ぬかは食品なので安全なものですが、一部の人にはアレルギー反応がでることがあります。
米ぬかを触って皮膚が荒れたり、咳が止まらなくなるなど症状はさまざまです。このような症状がでた場合には、米ぬかを直接さわったり長く皮膚に触れることがないようにしましょう。
また、アレルギー症状がおさまらない場合には病院で診てもらうようにしましょう。とくに肌が弱い人や小麦やそばなどにアレルギーを持つ人は注意が必要です。
米ぬかを使用したスキンケアを試す前に、二の腕の内側などに少量の水で溶いた米ぬかを塗るなどして、アレルギー反応がでないことを確認した上で行うことをおすすめします。