おでこのシワを消す方法とおでこのシワを作らない予防策について。
年齢を重ねると、顔にもだんだんシワができてきますが、中でも面積が広いだけに目立ってしまうのがおでこのシワです。おでこにシワができてしまう原因を考えるとともに、おでこのシワを消す方法、さらにはおでこにシワを作らない予防策について考えます。
おでこのシワが気になりませんか?
おでこのシワは目立つ。
年齢を重ねると、顔にも少しずつシワが増えてきますね。ちりめんジワと言われるような細かいしわもあれば、深くくっきりと刻まれたシワもあります。
中でも目立ってしまうのが面積の広いおでこのシワで、横に入ったシワも縦に入ったシワもあります。深く刻まれたシワは、老けた印象になってしまいますから、なんとかおでこのシワを消す方法を考えたいですね。
おでこのシワの原因とは。
おでこにシワができてしまう原因は横に入ったシワと縦に入ったシワでは異なります。
横に入ったシワの原因は、頭皮が垂れ下がったことや、おでこの筋肉の力が落ちたこと、水分を保持する力が弱くなったこと、真皮のコラーゲンが弱くなってしまったことなどが挙げられます。
一方、おでこに縦に入ったシワは、眉間にずっとシワを寄せていたことによって、形状記憶されてしまったものと考えていいでしょう。
おでこのシワを消すために、しておきたいこと。
頭皮や顔のマッサージをしてみよう。
おでこの横ジワの原因の一つは、頭皮が垂れ下がってきたことですから、まずは頭皮のマッサージをしてみましょう。頭皮とおでこはつながっていますから、垂れ下がってきた頭皮を少しでも持ち上げるようにします。
マッサージのポイントは、頭のてっぺんと、左右のこめかみ辺り、後頭部、うなじの5か所。
毎日シャンプーのときに、両手をしっかりと開いて、指の腹でこの五か所を下から上に、ジグザグにマッサージしましょう。頭皮ごと動かすような気持ちで、しっかりとマッサージすると効果的です。
また、直接おでこのマッサージもしましょう。眉毛の上の辺りからこめかみに向かって、下から上に軽く抑えていくような気持ちで、マッサージします。
おでこの皮膚と指の摩擦がかえって皮膚にダメージを与えないように、クリームやオイルを塗って、すべらせるように行うといいでしょう。
おでこにシワを作らないためにしておきたいこと。
おでこに限らず、一度刻まれてしまったシワは、そう簡単になくせるものではありません。ですから、できてしまったシワへの対策よりも、シワを作らない方法を考える方が、賢明です。
シワを予防するために必要なのは、まずしっかり保湿することです。肌が乾燥していると、ちりめんジワができやすくなってしまうと同時に、さまざまな肌トラブルのもとになってしまいます。
スキンケアをするとき、ローション、美容液、クリームを、それぞれおでこにつけたら、自分の手のぬくもりで肌に浸透させるようなつもりで、しばらく手のひらでおでこを押さえるようにするといいでしょう。
シワを作らないためには、紫外線のダメージから肌を守っていくことも大切です。紫外線は、肌の老化を進める最たるものです。
また、アンチエイジング対策の化粧品を使うことも有効です。シワ対策というと、コラーゲン配合の化粧品が使いたくなるかもしれませんが、コラーゲンは皮膚からは吸収されないことがわかっています。コラーゲンの生成を助ける働きをするほか、抗酸化作用や美白効果もある、ビタミンCを配合した化粧品を選ぶといいでしょう。
さらに、心がけたいのは、眉間にシワを寄せないようにすることです。眉間にシワがあると、不機嫌な表情に見えますから、気を付けるようにしましょう。