毛穴の汚れや乾燥には卵白パック&洗顔が効く!
旧に寒くなり始めた最近では、夏の皮脂汚れが残った黒ずんだ鼻の毛穴や、秋冬を迎えての乾燥肌で悩んでいる人も多いのでは?高級化粧品に走ってもいいけど、古来から伝わる卵白パックや卵白洗顔がどうもいいらしいのです。卵白の秘密や卵白パックと洗顔について調べてみました。
肌トラブルが多い秋冬
夏のツケがまわる秋、冬
夏から秋へ、涼しくなってホッとしたのもつかの間、急に寒くなり、空気の乾燥とともに肌もトラブルが出ていませんか?
夏に浴びた紫外線で疲れたお肌は、たくさんの皮脂汚れがたまったままの状態で、急激な気候の変化に肌がついていけなくなっているのかも。
また首回りを温めるために巻いたストールやマフラーの摩擦でも、顔のお肌に悪影響を及ぼします。
卵白パックがいいって本当?
季節の変わり目で、化粧品が合わなくなることってありますよね。急にぴりぴりしみたり、肌がカサカサになったり。
そんなときは、高級化粧品で栄養補給もいいですが、昔から伝わる卵白が肌にいいってちょっとした話題になっています。
卵白は昔から大人気
あこがれのお肌はもっちりとして、うるおいに満たされているとともにピン!と張りのあるもの。この両方を可能にするのが卵白なんです。
一説によると江戸時代から卵白を利用した美容法があったとか。確かに、今は亡き大正生まれの祖母も、揚げ物などをした後に残った卵の殻についた卵白を顔に塗って、ほどよく乾燥した後に洗い流していました。
そういえば母もやっていましたね。台所に料理後の殻をとっておいて、寝る前に。今思えばこれぞ代々受け継いできた卵白パック!
卵白活用法!
必ずパッチテストをしてから行いましょう。また卵白アレルギーの方は使用しないでください。
また卵は殻に包まれて雑菌から守られています。殻から出した卵白は1回で使いきりましょう。
ふわふわ卵白パック
洗顔をした後に、泡立てた卵白を顔に塗って、約10分間放置。その後ぬるま湯で優しく洗い流します。
卵白はたんぱく質ですので、高い温度のお湯を使うと固まってしまいます。ぬるま湯を用意してくださいね。
そのまま卵白パック
ハンドミキサーを使っても、卵白を泡立てるのはめんどくさい、という方。洗顔後あまり水気を拭かない状態で、そのままぬっても大丈夫です。
ただしあまりごしごし塗り付けないで、優しく伸ばしてくださいね。バリバリになる前に洗い流しましょう。
卵白洗顔
時間を置くパックではなく、卵白で洗顔してしまうのも効果的。手に卵白を取り、顔をマッサージするように優しくクルクルと広げていきます。
最初手に抵抗があったものがサラリとして来たら、汚れが落ちた合図。ぬるま湯で洗い流します。
卵がいいわけ
卵白の成分に秘密が!
卵白パックや卵白洗顔で、美肌!? やってみたら、肌がもっちりすべすべ。色も明るくなったし、ニキビも治った、なんてことも。
なぜ効果があるんでしょう? 古来からある美容法とはいえ、きちんと科学的にも証明されています。
どんな成分が含まれてる?
卵に含まれる成分の中で、特にリゾチーム、レシチン、硫黄、アルブミンが、卵白パックと洗顔効果のカギとなっています。
リゾチームは化粧品に配合されるだけでなく、薬の原料にもなるもので、殺菌、抗炎症効果があり、ニキビの改善に力を発揮します。
毛穴の中の老廃物を溶かして排出してくれる効果もあるので、毛穴と周辺皮膚を痛まずにきれいにしてくれます。
レシチンは界面活性作用があり、汚れを落とす作用があります。卵特有のにおいの元でもある、硫黄は角質除去作用があり、毛穴の汚れを落とすのにさらに活躍。
アルブミンは保湿成分のため、パックや洗顔のあともしっとりしています。またメラニン色素をつくる酵素を抑制する作用があるので、お肌を活性化させ美白効果もあります。
これらすべてが、人工的なものではなく、卵白そのものに含まれているので、自然派にも納得の成分です。
コスパもばっちり
みなさんどのくらいの費用を美容にかけていますか? 洗顔料やパックだけでも結構な金額にもなりますね。
この卵白パックなら特売の10個100円なら、1か月で300円、200円でも600円。300円で900円、と高級化粧品を購入することを考えるとかなりお得。費用対効果の高い美容法ですね!