肌が真っ白、ツルスベになるとTwitterで大人気の酒粕パックとは
「これは凄い」と、美容評論家やネットで大人気の手作りコスメがあります。それは酒粕パック。手作りコスメを敬遠する人も多いのですが、酒粕パックとは酒粕と水だけでできるパックで、効能も確かで簡単に作れ、初心者にもお勧めです。酒粕パックの成分と効能、作り方や使い方をご紹介します。
酒粕パックが凄い!
「手作りコスメ」ときくと二の足を踏む人も多いのですが、これから紹介する酒粕パックはとてもお勧めです。美容評論家やTwitterでもいつも話題になっている手作りコスメの一つです。
手作りと言っても効果は科学的に証明されており、作り方も簡単で費用もあまりかかりません。
酒粕とは
酒粕とは、日本酒のもろみを絞った後に残る副産物です。
酒粕には葉酸を含むビタミンB群や、亜鉛、鉄分などのミネラル、美白成分アルブチンやコウジ酸などの美容成分がたっぷり。
酒粕で作った甘酒は「飲む美容液」として女子の間で大人気ですし、砂糖の代わりに使える日本発のスーパーフードとして海外でも人気が出始めています。
酒粕を肌につけると…
酒粕は肌から摂ってもすばらしい効果があります。
アルブチンやコウジ酸は化粧品への配合も認可されているれっきとした美白成分です。酵母も、高級化粧品によく配合されている高い保湿効果のある成分です。
口から摂取しても疲労回復や美肌につながるビタミンB群は、肌に塗ると保湿に役立ったり、肌荒れやニキビを改善する働きがあります。
亜鉛は肌の炎症を抑える効果があります。アルコールが少量残留しているので、これらの有効成分は肌にしっかり浸透します。
酒造り職人さんの手は、白くてスベスベして皺がなく、とてもきれいなのは有名ですよね。しかし、酒粕はぽろぽろしてそのまま塗るのは困難ですし、渇いた状態では肌に浸透することはありません。
酒粕パックとは
そこでお勧めするのが酒粕パックです。酒粕パックとは、食用の酒粕をクリーム状に溶いて作った化粧品です。
手作りコスメと言っても面倒な消毒の手間はありません。材料も酒粕と水、小麦粉だけで薬品を買う必要はありません。
酒粕パックの材料
酒粕…100g
水…100~150ml
小麦粉…大さじ1杯
酒粕パックの作り方
まず、酒粕をすり鉢でよくつぶします。難しい場合は、ミキサーにかけたり、ビニール袋に入れて上からつぶすとつぶれます。
滑らかにつぶした酒粕に水を加えて練っていきます。粘度が足りない場合は顔に塗りやすくなるまで小麦粉を加えます。これでできあがりです。
酒粕100gで5日分くらいになります。アルコールが入っているため、保存料が入っていなくても冷蔵庫で保存すれば1週間は持ちます。もっと持たせたい場合は冷凍することもできます。
水ではなく、アルコールを飛ばした日本酒を混ぜるレシピもあります。効能は増しますが、肌刺激も増すので敏感肌や乾燥肌の人は水の方が良いでしょう。
コムギアレルギーの人やコムギアレルギーが心配な人は小麦粉は省いてもかまいませんが、塗り心地が下がります。
アルコールに弱い人は、酒粕ではなく米麹で作りましょう。
酒粕パックの使い方
作った酒粕パックを顔に塗って、上からラップをかけるか、お風呂に入ります。5~15分放置して、優しく洗い流してください。
酒粕パックの魅力はその即効性にもあります。流したとたんに肌がすべすべしているのがわかります。定期的に使うと、肌の水分量が上がったり、肌が明るくなったり、老化現象の改善などに役立ちます。