大人なのに…Ｔゾーンのにきびができる原因とは？難病の可能性も！？

Ｔゾーンのにきびは思春期特有のものと思われがちですが、大人なのに悩んでいる人も少なくありません。ケアは思春期にきびと一緒でいいのでしょうか？また、大人のTゾーンにきびの原因は何が考えられるのか、一覧を作りました。

Tゾーンのにきびは青春の証！？

額や鼻などのＴゾーンのにきびは思春期にきびに多く、頬や顎などのUゾーンのにきびは大人にきびに多く見られます。

しかし、大人なのにＴゾーンのにきびに悩まされている人も少なくありません。いったいどうして大人なのにＴゾーンのにきびができるのでしょうか。

それに、Tゾーンにきびの多い思春期にきびの主な原因は皮脂の過多で、Uゾーンにきびの多い大人にきびの主な原因は乾燥です。

ですから大人のＴゾーンのにきびは、思春期にきびに適したケアをしたら良いのか、大人にきびに適したケアをしたら良いのか迷います。

額や鼻などのTゾーンは皮脂腺が活発で、大人でも脂性肌の方はここににきびができることはよくあります。

だからといって、思春期と同じように皮脂を取るケアばかりに着目するのはちょっと待ってください。

大人の脂性肌のほとんどは、乾燥を伴う混合肌です。また、皮脂が過剰に出る原因が目に見えていない乾燥だったという隠れ乾燥肌も珍しくありません。

しっかり保湿をする、エイジングに合った脂性肌対策をしましょう。

今は大人女子でも可愛い前髪ありヘアが主流。今のトレンドは片眉を見せる流し前髪でしょうか。次に来るのは薄く前髪を作るシースルーバンクだといわれています。

これが額のにきびの原因となっていることがあります。

まずは清潔が第一です。前髪がある場合も、洗顔のときはヘアターバンなどでまとめて生え際まで洗うようにしましょう。汗をかいたら前髪の下もきちんと拭いてください。

休日や帰宅後などはいさぎよくおでこを出すヘアスタイルにしてしまいましょう。

また、前髪ありの大人女子の場合は毎朝きちんとコテやアイロンでセットしてきれいな前髪を作っている人が多いのではないでしょうか。整髪料が合っていないのかもしれません。

鼻や、さっきとは逆に前髪のない人は額に紫外線ダメージが蓄積して、にきびの原因になることがあります。日中外に良く出る人は、UVケアに気をつけましょう。

といってもニキビ肌に重い日焼け止めローションやクリームは更なる悪化を引き起こすこともあります。SPFの低い低刺激な日焼け止めをこまめに塗りなおすか、UVカット効果のあるパウダーや、日傘、帽子などがお勧めです。

ストレスや夜更かしもホルモンバランスを崩し、過剰な皮脂の原因となり、結果大人のTゾーンにきびを引き起こすことがあります。暴飲暴食を避け、ストレスはまめに解消し、夜はぐっすり眠りましょう。

ストレス解消と安眠のために、忙しくても夜はゆっくりお風呂に浸かることをお勧めします。湯気も肌に良い効果があります。眠る2時間前くらいに、ぬるめのお湯に浸かるのが良いでしょう。

大人のいつもと違うにきびの原因には、まれに病気が隠れていることもあります。ホルモンバランスの崩れや更年期障害、子宮内膜症などの婦人科系疾患に伴ってにきびが出ることもあります。

糖尿病や慢性腎炎になると皮膚病にかかりやすくなり、にきびも出やすくなります。難病の多い膠原病の一部ではにきびではありませんが、にきびとそっくりな皮膚症状を伴うものがあります。

脅かすわけではありませんが、急に大量のにきびが出たり、ほかに症状がある場合は、病気が隠れていないか注意が必要です。