つぶしてしまったニキビの痕を残さないためにはどんなケアをしたらいいの?
つぶしてしまったニキビはそのまま放置しておくと、赤く炎症してしまったり、雑菌が入り化膿してしまうこともあります。また皮膚組織を痛めてしまい、ニキビが治った後も色素沈着が残ってしまうため、シミができてしまうこともあります。そこで正しいケアを行いニキビ痕にならないようにしましょう。
つぶしてしまったニキビはケアをしっかり
ついついニキビをつぶしてしまうことありませんか?
ニキビができてしまうと憂鬱な気分になってしまいます。ついついつぶしてしまうという方もいるかもしれません。
つぶしてしまったニキビは放置しておくと、雑菌が入ってしまい化膿したり、炎症してしまうこともあります。
ニキビが治った後も、肌が傷つき、ポッカリと穴が開いてしまいクレーター状になってしまったり、色素が残りシミになってしまうこともあります。
ニキビをつぶすことは厳禁なのですが、うっかりつぶしてしまった場合には、しっかりとケアを行う必要があります。
つぶしてしまったニキビはしっかり洗う!
ニキビをつぶしてしまった時には、しっかりと石鹸を泡立てて洗う必要があります。傷ついた皮膚の中に雑菌が入ってしまうと、さらに化膿し炎症してしまうことがあるからです。
泡立てた石鹸で患部をやさしく洗い、タオルで押さえるようにして水気を拭き取りましょう。またタオルは自分専用のものを使い、家族とは別にしておきましょう。
洗った後は保湿をしっかり!
洗った後は、化粧水でしっかり保湿をしておきましょう。
ニキビの程度が酷い場合には、皮膚科で診てもらうのが一番です。化膿している場合や炎症が酷い場合には、飲み薬や塗り薬など抗生物質が含まれた薬が処方されます。
つぶした後、化膿してしまったら?
ニキビをつぶした後、化膿してしまったら決して自分で中に入っている膿を外に出してはいけません。触らず自然に完治するまでじっくりと待つことが大切です。
中に入っている膿を出してしまうと、ニキビの表面の皮膚に傷が入り、さらにニキビが完治した後も、クレーターのように空洞が開いてしまう場合もあるからです。
化膿してしまったニキビを見てしまうと、なんとか治したいという思いから、さらにつぶしたい衝動に駆られてしまうこともあります。刺激を加えると、ニキビ痕が残りやすくなりますので、なるべく触らないようにしましょう。
ニキビ痕ができてしまったら?
ニキビが治ったら、シミができてしまうことはよくあることです。ニキビ痕ができてしまったら、一体どうしたらよいのでしょうか。
ニキビ痕は茶褐色のシミになってしまったり、赤味や紫色が肌に残ってしまうこともあります。
色素沈着を消す方法は、肌のターンオーバーを促進させるために、果物を食べたりビタミンCのサプリメントなどでビタミンCを積極的に取るとよいでしょう。
また抗酸化作用のあるビタミンEを取ると、色素沈着を防いでくれます。ビタミンEはウナギやアボカド、アーモンド、コーン油、かぼちゃなどに含まれています。サプリメントを活用してもよいでしょう。
ニキビ痕に美白化粧品を塗るのも効果があります。
皮膚科へ行くことのメリットとは?
症状に合った薬を処方してもらいましょう
つぶしてしまったニキビはできるだけ完治させることが大切です。軽い物であれば、自然に完治することも可能なのですが、酷いものであれば、やはり迷わず皮膚科で診てもらうことが一番でしょう。
皮膚科へ行くことのメリットは、ニキビを早く治せること、ニキビ痕が出来にくくなること、症状に合った薬を処方してもらうことができることです。
ニキビ関係の薬は市販薬も出回っていますが、自己判断で使うよりも、やはり専門の皮膚科医に診察してもらってから適切な薬を処方してもらうことが大切です。抗生物質などを服用すれば、身体の内側から治すことも可能です。