人前で汗をかきたくない! 夏までに知っておきたい汗をかく原因と汗を抑える方法
人前で汗をかくのって恥ずかしいですよね?特に湿度の高い日本の夏は、だらだら汗が止まらなくて臭いや化粧崩れが気になります。どうして大量に汗をかくのでしょうか?汗をかく原因と汗を抑える方法をご紹介しましょう。
人前で顔や身体に大量の汗をかくのって、本当に恥ずかしいですよね。
どんなに暑くても顔には汗をかかないという人もいるのに、どうして自分は汗っかきなんだろうと思っている人は案外多いのではないでしょうか?
大量に汗をかく原因は何なのでしょうか? こちらでは、汗をかく原因と汗を抑える方法をご紹介します。
大量に汗をかいてしまう原因とは?
そもそも汗をかくとは、身体が体温調節をしている証拠です。汗をかくことで身体にこもった熱気を体外に放出しています。
汗をかくことは決して悪いことではありませんし、むしろ溜まった熱を出す行為なので、身体にとって必要な機能です。
しかし、それが必要以上にかいてしまうとなると話は別です。
ぽっちゃりさんは汗をかきやすい
脂肪の多いぽっちゃりさんは、熱が放出されにくいので汗をかきやすくなります。太っている人は顔だけでなく、全身に汗をかくことが特徴です。
日常的な運動は汗っかきな体質になる
身体を動かすことが好きで、毎日のように運動をしている人は、汗腺も鍛えられているので、運動すると汗をかくという循環になっているのかもしれません。
そのため、体温が上がっただけで汗をかくような体質になっている可能性があります。
顔あせは逆に運動不足かも
下半身にあまり汗をかかなくて、顔にばかり汗をかくという人は、逆に運動不足かもしれません。下半身に汗をかかないので、その分が顔に出てしまうという循環です。
更年期障害の可能性
40代の女性であれば、更年期障害の影響が考えられます。
更年期とは生理が完全に終わる前後くらいの期間のことで、だいたい40代半ば以降を指します。
この頃の身体はホルモンのバランスを崩しており、汗だけでなく頭痛やイライラ、動悸など様々な症状を発しますが、ホットフラッシュといって、突然身体が熱くなり汗をかくことがあります。
自律神経の乱れによる多汗症の可能性も
自律神経が乱れると身体の体温調節機能が働かなくなり、大量に汗をかくことがあります。局所的な場合、手や足に汗をかき、滴り落ちることもあるほどです。
こうなった場合は、服薬や注射、交感神経遮断などの治療が必要なのですぐに病院を受診しましょう。
汗を抑える方法とは?
リンパを冷やそう
リンパを冷やすことで汗をかきにくくさせることができます。
リンパは首の後ろや太ももの付け根、脇の下などにありますので、なるべくそういった部位を冷やしてみてください。
顔汗には脇の下を引き締めよう
舞妓さんは、夏でも着物を着ていますが、化粧崩れなどなくきちんと着ていますよね。
実は、舞妓さんは脇の下に帯と帯紐を通し、ぎゅっと締め付けています。こうすることで、一時的ではありますが、顔や頭の汗を抑えることができます。
顔の汗が気になる方は、こういった方法もありますので、舞妓さんを見習ってどのような紐でもいいですから、脇の下を締めてみてください。
豆類と緑黄色野菜を摂ろう
大豆には、ホルモンバランスを整える働きがあるので、更年期障害などで汗をかきやすくなっている時には納豆や豆腐を食べることもオススメです。
また、緑黄色野菜には抗酸化作用があり、酸化によって発する汗の嫌な臭いを抑えてくれる効果が期待できるので、ほうれん草やかぼちゃ、トマトなどを積極的に食べるようにしてみるのも良いでしょう。