爪は健康のバロメーター 爪に線が入っていたら・・・爪から見える健康状態まとめ
爪は健康のバロメーターと言われるほど、その時の身体の状態が透けて見える部分です。爪に縦線や横線のある人は身体に何等かのサインが出ています。見過ごすと大変なことになるかもしれませんので、どこに問題があるのか調べた方が良いでしょう。
ネイルケアをしていたら、爪に縦線や横線があることを発見。「これって何だろう・・・」
不思議に思いますよね?
爪に縦線や横線が入っている時は、身体の健康を害している可能性があります。爪は健康のバロメーターと言われるほど、その人の身体の状態をよく表します。
どんなサインなのでしょうか? 早速以下でご紹介します。
爪に縦線があるとき
老化現象
加齢によって爪に縦線が入ることがあります。つまり老化現象です。身体に直接的な害はありませんが、女性にとっては正直ショックな原因でしょう。
病気の可能性
加齢による病気が原因のこともあります。年を取れば色々な病気を発症しますが、がんもその一つですよね。
実は爪に縦線があるとき、それが黒っぽかったらメラノーマという悪性腫瘍の可能性があります。最悪の場合、指を切断することもありますので、早めの受診がオススメです。
もう一つは副腎ホルモンの欠落によるアジソン病です。爪に黒っぽい縦線が出るのと同時に疲労感や倦怠感、体重の減少や低血圧などが起こりますので、爪に合わせてこういった症状があった場合には要注意です。
ビタミンB群の不足
神経や皮膚などの健康維持になるビタミンB群が不足していると、爪に縦線が出来やすくなります。
ビタミンB群が十分に摂取できていないと貧血を起こすこともありますので、女性の場合、爪の縦線とともに貧血もあるかもしれません。
ビタミンB群は肉や魚、葉物野菜やフルーツに多く含まれていますので、偏食に心当たりのある方は、こういった食品を積極的に取るようにすると良いでしょう。
ストレス過多も原因のひとつ
最近ストレスを抱えていませんか?ストレスも爪に影響します。強いストレスによって食欲不振になることもあり、先ほどの偏食と相まって症状が表面化することもあります。
爪に横線があるとき
様々な病気の可能性大
爪に横線が入っている時は、何かしら病気に罹患していると考えた方が良いかもしれません。
考えられる病気としては、急性熱性疾患や糖尿病などの慢性疾患があります。また皮膚疾患では、湿疹や皮膚炎、円形脱毛症などもありますので、できれば医療機関を受診した方が良いでしょう。
外傷も考えられる
家事をしていたら傷つけてしまったというケースや、ネイルケアをしていて爪の根元や周辺を傷つけてしまったというケースでは、爪に横線が入ることもあります。爪が凸凹になることもあり、急激に悪化することも少なくありません。
主婦でしたら水仕事は毎日のことで欠かせませんが、横線が入ってしまった時は出来れば家事をしないことが治癒への近道です。
ダイエットによる栄養不足
ダイエットをしていて、栄養不足になったら爪に横線が入る時があります。この場合には、鉄分や亜鉛が不足していることが多いので、ひじきやあさり、豚肉、牛類や卵、豆類などを積極的に取るようにしましょう。
上記でストレスにより爪に縦線が入ることをご紹介しましたが、実は同じ理由で横線が入ることもあります。横線の場合は、親指の爪に入ることが多いのでチェックしてみると良いでしょう。