じゃがいもダイエットって知ってる?新じゃがで簡単にダイエットを始めよう!
じゃがいもダイエットが流行ってるって知ってましたか?え?じゃがいも?太るんじゃないの?と思うあなた、フライドポテトのイメージありすぎです。確かに、油であげてしまったらもともこもない。じゃがいもやダイエットの方法について、調べてみました。
じゃがいもって太るんじゃないの?
女子って、おいも系大好きですよね。あのホクホクの食感。でもなんだか太るイメージがありますよね。
そんなおいもを使ったじゃがいもダイエットが注目されているって本当?
ダイエットと栄養素
ダイエットに欠かせない知識として食べ物の栄養素について確認していきましょう。
栄養素は炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルに分類され、バランスよく、年代、年齢に合った分量を摂取する事により健康が保たれます。また摂取の仕方によってダイエットも問題なく進められるんですね。
じゃがいもは、この中で、人間の活動のエネルギーも素となる「炭水化物」を多く含む食物として分類されます。
炭水化物を多く含むものは穀物・イモ類・豆類・砂糖などで、主食となる穀物をイモ類にしてバランスをとることでダイエットができるようです。
じゃがいものカロリーは?
主食になる白米とじゃがいものカロリーを比べてみましょう。大体じゃがいも100gで70cal程度なので、ごはんの半分とされています。
また、じゃがいもには、代謝を助けるビタミンBだけでなく、むくみに効くカリウムなどとともに、ビタミンC、ミネラルも多く含まれています。
じゃがいもダイエットのやり方とは?
じゃがいもダイエットは、ただじゃがいもだけを食べればいい、というものではなく、食前にじゃがいもを食べるダイエット方法で、テレビでもおなじみの料理研究家の浜内千波氏が提唱し、書籍も発売されています。
ここで、注目すべきは、置き換えダイエットではない、という事です。その方法は、まずじゃがいもを1個食べて、30分ほどたってから、主食と副食をバランス良く食べる、ということ。
え? 炭水化物のダブル摂取?? と驚きですが、これはじゃがいものある効果を狙っているんです。
じゃがいもで満腹中枢を刺激!
ポイントは、食事も主食と主菜をきちんと摂るのですが、じゃがいもを食べてから時間を置く、ということです。
じゃがいもに含まれるたんぱく質やプロテインが、腸から出る満腹ホルモンや、食欲を抑えるホルモンであるコレシストキニンの分泌を促進させて、脳の満腹中枢に働きかけ、「もうお腹いっぱい」と感じさせます。
ですから、先にじゃがいもを適量食べることによって、そのあとの食事を食べ過ぎないようにする、ということなのです。
血糖値の上昇を抑える働きも!
もう一つのポイントはじゃがいもと血糖値の関係です。
レジスタントスターチという成分がじゃがいもには含まれていて、これは消化されるのにじっくりゆっくり時間がかかるものです。消化に時間がかかるという事は、腹持ちも良く、満腹感もアップするという事なのですね。
また、この成分は糖の吸収を穏やかにする働きもあるので、ダイエットにも最適なのです。
その理由は、急激に血糖値が上がるとインシュリンが急激に大量に分泌されてしまい、脂肪細胞に糖が運ばれ、肥満の原因となるからなんですね。
どうやってじゃがいもを食べる?
じゃがいもダイエットをするなら、丸ごと一個、茹でたものを食べるのがよいようです。
カレーやシチューにしてしまうと、脂質を摂りすぎますから「じゃがいもダイエット」とは言えません。お塩をぱらぱら、とする程度でしょうか。
それじゃ、飽きそう? そうなんです。飽きそうですよね。でも、じゃがいもダイエットするなら今が一番いい季節なんですよ。
新じゃがの季節ですね!
じゃがいもの産地として国内最大なのは北海道。国内の総生産量の約8割弱のじゃがいもが生産されています。
北海道のじゃがいもの収穫は10月から11月。市場には少しずつ出荷しているので、徐々に水分が適度に抜けて味に深みが出てきます。
一方で、春から初夏に九州で収穫される新じゃがは、今まさに獲って出しの新鮮なもの。皮も薄く、とってもみずみずしいので、じゃがいもダイエットで丸かじりするのにもってこいですよ。
おいしい塩ゆでの仕方
おいしいじゃがいもの茹で方は、じゃがいもをしっかり洗った後、皮つきのまま重ならないように鍋にいれ、たっぷりの水と塩少々を入れて、強火にかけます。
沸騰しかけたら弱火にしてぐつぐつ泡が小さくでる程度の火加減で皮が割れるまで、もしくは、竹串が抵抗なく入る位までゆでます。大体30-40分、大きなものだと1時間くらいかけてゆでるとおいしくできます。
皮のまま食べるのをおススメしていますが、抵抗のある方は熱いうちにキッチンペーパーなどを使って皮をむきましょう。
時間がない方は電子レンジで
じっくりじゃがいもをゆでている時間がない方は、電子レンジを使用しましょう。
洗ったじゃがいも2個の場合は対角線上に、1個の場合は電子レンジの真ん中にラップをせずに置きます。
レンジで3分(1個なら1分)、さらに上下を返して1分(1個なら30秒)加熱します。竹串がすっと入るまで、硬いようなら10秒から30秒ずつ追加で加熱して様子を見ます。
同じように熱いうちに皮をむいて頂きましょう。
ダイエット成功例のメニュー組み合わせ
1か月でマイナス2.4キロ、ウエストマイナス5.5センチのダイエットに成功した方のメニューの組み合わせ例を見てみましょう。
じゃがいも1個+トースト、じゃがいも一個+ベーグル、じゃがいも1個+八宝菜+ごはん半膳、じゃがいも1個+ラーメン、じゃがいも1個+焼きそば半分、じゃがいも1個+チャーハン、サラダ、味噌汁、、、。
途中で外食したり、じゃがいもを食べない時もあったようですが、緩い感じで成功しています。
意外と食べていないじゃがいも
日本人は、肉じゃがやフライドポテトなど、たくさんじゃがいもを食べているような気でいましたが、主食としてはあまり食べないので、ヨーロッパに比べ、実はそれほどじゃがいもの消費量は多くありません。
ヨーロッパでは年間消費量が1人当たり85.5キログラム、それに比べ日本人は21.3キログラムです(2012年の資料)。
じゃがいもダイエットで食事の前にじゃがいもをプラスしてみませんか?