テカテカお肌にさよなら!オイリー肌の原因とは?
お肌のバランスを整えるのは本当に難しい…。
乾燥肌に悩んでいる方も多いでしょうが、むしろ対策がとりにくくて悩んでいるのはオイリー肌の方ではないでしょうか?
オイリー肌の原因を知ることで、あなたの間違ったスキンケアに気付くかもしれません!
恥ずかしい・・・顔のテカリをどうすれば良い?
夕方になると、顔のおでこや鼻などに皮脂が溜まり始めて、顔がテカってきたり、化粧が浮いてしまったりと少し恥ずかしい状態になることはありませんか?
今回は顔のテカリになる原因、顔のテカリ防止についてまとめました。
オイリー肌のことを知ろう
オイリー肌ってどんな肌?
オイリー肌とは、皮脂の分泌が、普通の肌タイプの人よりも活発で、顔が全体的にテカっていたりベタついていたりする肌のことを言います。これは、皮脂腺の働きが活発だということです。
オイリー肌でよくある肌トラブル
オイリー肌でよくあるトラブルと言えば毛穴の開きがあります。
皮脂腺が発達することで、毛穴の出口も大きくなってしまいます。オイリー肌で悩んでいる人の大半は、毛穴の開きも見られます。
毛穴のつまりもよくある肌トラブルです。毛穴から分泌される皮脂と古い角質が混ざり合ってしまいます。
鼻の毛穴が目立つという人がいるでしょう。これは、毛穴のつまりが原因です。また、口まわりが黒ずんでしまう人も、毛穴のつまりが原因です。
ニキビもオイリー肌の人によくあるトラブルです。
毛穴の中に皮脂がつまるとアクネ菌が増殖します。毛穴は角質などでつまっていて、増えたアクネ菌が溜まっていきます。すると、炎症が進み、赤く化膿してニキビとなります。
オイリー肌になる原因は?
皮脂腺の働きが活発になり、オイリー肌になってしまうのには、原因があります。
10代の頃の一時的なオイリー肌は、ホルモンの刺激によるものですが、大人になってからのオイリー肌の原因とは一体何なのでしょうか?
何の刺激が原因となって皮脂をたくさん出しているのか探っていきましょう。
プロゲステロンの影響
もし、一ヶ月のうちのある時だけオイリーっぽさを感じるのでしたら、それは生理前のホルモンバランスのせいかもしれません。
普段は乾燥肌だという方でも、生理前だけは脂っぽくなって、吹き出物がでやすいということはよくあります。
生理前に分泌されるプロゲステロンという黄体ホルモンには皮脂分泌を促進させる働きがあるので、その時にオイリーっぽさを感じるのです。
同時に甘いものが無性に食べたくなるのですが、いつも以上に食べるものに気をつけるようにすると良いでしょう。
食べ物の影響
さらに食べ物関係で見ていきますと、やはり肌と直結していると考えられます。
女性の好きなバターや生クリーム、チーズといった動物性脂肪の多い食べ物は皮脂分泌の原因になりますから控えめにしましょう。
また、血糖値を急激に上昇させるとインスリンの働きで皮脂分泌を促してしまいますので、パンやお菓子類、麺類などの加工食品はなるべく避けましょう。
やはり普段から砂糖は控えめにすることが大切です。しかも美肌だけでなく、生活習慣病など健康にも効果が期待できることなので心がけるようにしたいものです。
アルコールも然り、血糖値が上昇してインスリンの分泌を促すので、どうしても皮脂量が増えてしまいます。
ストレスの影響
ストレスはお肌の大敵と言われますが、オイリー肌も例外ではありません。ストレスの溜め具合も含めて、規則正しい生活リズムや睡眠など生活習慣は肌のコンディションに影響します。
とくにオイリー肌の方は、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールや、男性ホルモンであるアンドロゲンの分泌が増えていることが考えられます。
睡眠不足に気を付けて、なるべく規則ただしい生活リズムを意識しましょう。
保湿しない影響
そもそも、オイリー肌の人はスキンケアを勘違いして行なっていることがあります。
皮脂量と水分量に注目してみましょう。じつは、皮脂量は多いのですが「大人の」オイリー肌というのは水分量は減っています。
さっぱりしたいので保湿をしないという方がいます。洗顔はしっかりするのに、べたつくのがいやで保湿はしないとどうなるでしょう。
じつは、洗顔により流れ出た肌のバリア機能を補おうとさらに皮脂を分泌させて外部の刺激から肌を守ろうとしてしまいます。
強い洗顔と保湿しない、このパターンに陥っていませんか? そんな時はスキンケアを根本から見直してみましょう。
メイク用品の選び方も重要になってくる
肌がテカって来たからといって、余計にファンデーションをつけるということは、ある意味火に油を注いでいる状態になってしまいます。
ですから、テカリが気になる人に限って、薄めなメイクをする必要があるでしょう。
オイリー肌のスキンケア
洗顔方法
オイリー肌の人は、油分が多めです。油分を取り除くスキンケアをしましょう。
まずは、洗顔が大事です。洗顔する際は、皮脂の多い額や鼻から洗顔料をつけます。次に頬や目元、口元などに洗顔料をつけて丁寧に洗いましょう。
化粧水の選び方
ビタミンC誘導体配合の化粧水は、皮脂の過剰な分泌を抑える働きを持っています。
化粧水を選ぶ際、パッケージの成分表示欄をチェックしてみてください。APSやAPPSなどの表示があれば配合されています。
美容液の選び方
おすすめの美容液は、セラミド入りのものです。セラミドはコラーゲンやヒアルロン酸を保持する力があり、保水力にも優れています。
ただ、水には溶けにくい性質を持っている為、高濃度のセラミド入りという化粧水はあまり見かけません。セラミドが配合されている美容液を使いましょう。
ファンデーションの選び方
日中のテカリを改善するには、油分ができるだけ少ないタイプのファンデーションを選ぶようにしましょう。
クリームタイプやリキッドタイプは油分をたっぷり含んでいるので、パウダーファンデーションやコンシーラーなどを活用して、その後にルーセントパウダーで仕上げるようにすると良いですよ。
また、化粧下地も重要です。これも、あまり油分を含んでいないものを選ぶと良いですね。