化粧品の衣替えって必要?季節に合わせて化粧品を変えるべき?
化粧品の衣替えをしている方はどれくらいいらっしゃいますか?日本は春、夏、秋、冬と4つの気候があり、季節に応じて陽射しや気温が変化するため、衣類の衣替えを行います。衣類と合わせて化粧品の衣替えも必要なのでしょうか?
季節に合わせて化粧品を変えていますか?
ある調査で、季節の変わり目にお肌に変化を感じるという方は70%もいらっしゃいました。日本は季節によって紫外線の強さが異なるため、化粧品の衣替えが必要となってきます。
ただ、季節の変わり目で肌の変化を感じる方が多くいらっしゃるにも関わらず、化粧品の切り替えをしているという方は、半数程度しかいらっしゃいませんでした。
なぜ、化粧品の衣替えが必要なのでしょうか。その理由や季節に合わせたスキンケア方法をご紹介します。
なぜ化粧品の衣替えが必要なの?
化粧品の衣替えが必要な理由は、季節に応じて紫外線量が異なるからです。
紫外線の量が増えているにも関わらず、SPFの低い日焼け止めを使っていたのでは、紫外線対策をすることができません。
紫外線量の増減によって、化粧品の衣替えをする必要があります。
季節に合わせたスキンケア方法とは?
季節に合わせたスキンケア方法をご紹介しましょう。
【春】
春になると、紫外線の量がだんだんと増加していきます。
春の季節に近づく前に、SPFの高い化粧品に切り替えましょう。紫外線対策を強化することによって、美白をキープすることができます。
また、三寒四温という言葉があるように、春は急に寒くなったり暑くなったりします。その日の気温に合わせて保湿クリームの量を変えて対応することが大切です。
【夏】
夏は外に出ると強い紫外線を浴び、部屋の中では冷たいエアコンの風の影響を受けます。強い紫外線に対しては、SPFが40~50くらい高い日焼け止めを塗って、肌を守ることが大切です。
また、日焼け止めだけではなく、アームカバーや帽子、日傘などを活用して、紫外線の刺激から守りましょう。
すっきりタイプのスキンケア商品を使い、べたつく肌をさっぱりとさせましょう。
【秋】
夏に多くの紫外線を浴びてしまった肌は、秋に肌の新陳代謝のリズムが乱れてしまいがちになります。
また、紫外線から肌を守るために、角質層が厚くなっているため、秋は古い角質を除去したり、ターンオーバーを元のサイクルに戻すことが大切です。
しっとりタイプの化粧水を使って、肌に水分を入れて保湿をすることも必要です。
【冬】
外気やエアコンの風で乾燥をしがちな冬の季節は、保湿と血流促進に気をつけましょう。
しっとりと濃厚なクリームタイプのスキンケア商品に変更し、目元のアイクリームや口元のリップクリームを忘れないようにしましょう。
乾燥はシワへとつながってしまうため、しっかりとケアをすることが大切です。
また、血流促進のために、フェイスマッサージを行いましょう。血の巡りが良くなると、メイクのノリもUPします。
肌の状態は季節より遅れて変化する
肌は1か月かけて生まれ変わります。肌の生まれ変わりをターンオーバーと言いますが、肌は季節よりも1か月遅れて変化をしていくため、気を付けておかなければいけません。
特に注意をしたいのは、初秋の時期です。この時期は、夏の紫外線ダメージを引きずっています。
角質が厚くなってしまった肌を放置しておくと、どんどんと乾燥がひどくなっていってしまいます。肌のうるおいレベルを上げるためにも、いつも以上にスキンケアをしっかりとすることが大切です。
普段の洗顔後に化粧水、保湿クリームを使っている方は、クリームの前に美容液を挟んでみましょう。
美容液には様々な種類がありますが、オイルタイプがしっとりと肌に浸透するためおすすめです。