昆布でアンチエイジング!毎日摂って、美肌、デトックス!
昆布でアンチエイジング?と思った方も多いでしょう。昆布には老化防止に効果がある栄養分がいっぱいです。中医学では生薬として使われているほどのパワーがあります。昆布で老化を防ぎ、体の若々しさを保ちましょう。
昆布でアンチエイジングできます!
昆布には、アンチエイジングに効果がある栄養素がたくさん含まれています。新陳代謝を促進するヨウ素、美肌を保つために必要なビタミンB1、B2、バストアップに効果的なボロンというミネラルも含んでいて、嬉しい効果がいっぱいです。
中国では生薬として用いられるほどのパワーを持つ昆布で、アンチエイジングを実現しましょう。
中医学では老化は「腎」という臓器に深く関係しているとされています。成長や発育をつかさどり、全身のエネルギーを貯めておく部分で、この「腎」が弱ると老化してしまいます。
「五行説」では「腎」に良いとされるのが、黒い食材。中でも昆布は特に効果があるとされています。
昆布でデトックス!
昆布には利尿作用があり、毒素や老廃物の排出ができます。むくみにお悩みの方にはぜひおすすめしたい食材です。
デトックスしたいときに不可欠なのが、便秘の解消です。昆布には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれており、便秘解消に適しています。
水溶性食物繊維は腸の働きを良くし、悪玉菌の繁殖を抑えます。不溶性食物繊維は便のかさを増し、排出スピードを早めます。よって、有害物質が腸内に長くとどまるのを防いでくれるということです。
便秘解消に必要な食物繊維は、1日20~25gだと言われていますが、野菜で摂ろうと思ってもなかなか難しい量です。
海藻類はワカメやひじきなども食物繊維は豊富なのですが、毎日飽きずに食べられる、ということから考えると、料理のレパートリーが豊富な昆布が摂りやすいと思います。
簡単に毎日、昆布を摂れる!「昆布水」
昆布水なら、だしを取るときの半分の量の昆布ですみ、料理の水代わりに使うことで料理が美味しくなります。何より、気軽に昆布を摂取することができるのが嬉しいところです。
1.だし昆布10cmを細かく切ります(キッチンばさみでザクザク切ってください)
2.容器に水1リットルと昆布を入れます
3.冷蔵庫で一晩寝かせます(3時間以上でOK)
カレーやシチュー、スープ類に使えます。旨味がもともと濃いものには向きません。使い終わった昆布は、オリーブオイルに浸けておくと、料理に使えます。
そのまま飲むのもおすすめです。朝、コップ1杯の昆布水にレモンの搾り汁などを加えて飲むと、昆布に含まれるフコイダンという成分が血栓の形成を防ぎます。レモンを入れるのは、クエン酸が血栓を細かくしてくれるためです。
昆布水の利点は、アルギン酸やフコイダンが40~60%、カルシウムも40%が水に溶けだすという点です。昆布水にすることで、これらの栄養がしっかり摂れるということです。
とろろ昆布も便利です
とろろ昆布をお味噌汁に入れる、麺類に入れる、おにぎりに海苔代わりに巻く、などいろいろなバリエーションが思い浮かびます。とろろ昆布には、血中の中性脂肪の上昇を抑える効果があることが分かっています。
*ただし、昆布に含まれるヨウ素は、摂りすぎると逆に便秘になってしまうことがあるので、適量(1日の摂取量は2200μgまで。昆布水を飲むならコップ1杯程度)を摂ってください。
摂りすぎが心配な場合は、大豆製品と一緒に摂ると良いそうです。お味噌汁にとろろ昆布なら、安心です。