我慢なしで効果は早い!フルーツを食べて痩せるために守るべきポイント5つ☆
フルーツを食べて痩せるためにはルールを守る必要があります。そのルールはフルーツを皮ごと食べる、朝食はフルーツだけにする、一度に食べるフルーツの種類はなるべく少なくする、食べる量や回数は制限しない、よく噛ん食べるという5つです。
フルーツを食べて痩せるってホント?
フルーツはダイエットにとって有益なのか、それとも有害なのか、専門家と呼ばれる人たちの中にも意見が分かれるところです。
フルーツは食物繊維が豊富であり、ビタミンやミネラルが含まれていることから体の機能をあげて、痩せやすい体を作る手助けになるという利点があります。
一方で、果糖にによる血糖値の上昇やカロリーの過剰摂取になるという問題点も指摘されてます。
どちらが本当なのでしょうか?
フルーツは血糖値を上げる?
フルーツがダイエットに向かないのは、その甘みの元である果糖が血糖値を上昇させることに問題があると言われています。
しかし、現在ではフルーツを食べたあとの血糖値は精製された炭水化物に比べて半分程度しか血糖値を上げることがないことや、果物に含まれる食物繊維によって排泄がスムーズに行われること、さらに生の果物は消化しやすいために胃腸に負担がかからず消化しやすいこともダイエットには向いていると言われています。
精製された炭水化物と砂糖は急激に血糖値を上げる
フルーツは血糖値を上昇させますが、その上昇は精製された炭水化物の半分以下で、さらに血糖値の変化も穏やかです。それに比べて精製された炭水化物や砂糖は10グラムの摂取であっても、血糖値を急上昇させ、その変化は1分で現れるものです。
朝から白いパンやごはん、砂糖の入った食品を食べることに比べたら、フルーツだけの朝食はとても健康的です。
フルーツを食べて痩せるためのルール
フルーツを食べて痩せるためにはいくつかルールがあります。そのルールを守れば、より高い効果が期待できます。
【1】フルーツはできるだけ皮ごと食べる
フルーツを食べるときにはできるだけ皮ごと、種ごと食べることが望ましいと言われています。もちろん、硬い皮や種の場合は別です。
例えば、りんごやぶどうなどは表面をよくあらってホコリや農薬などを洗い流して皮ごと食べる方がよい果物です。また、オレンジやグレープフルーツ、みかんなど白皮のあるものは出来るだけ白皮の部分も食べるようにします。
あまりに硬い場合や苦みが強い場合は少量を食べます。果物を皮ごと食べるには果物の栄養は皮と実の部分に多くあること、また、皮の色素が健康によいこと、そして皮には食物繊維が豊富で整腸作用が期待できるからです。
フルーツの皮の農薬、防腐剤が心配なら
フルーツを皮ごと食べたいけれど、農薬や防腐剤が気になるという人は国産の果物を選びましょう。海外から輸入される果物よりも防腐剤が少ない上に、国産の果物は農薬が少ないからです。
それでも水洗いだけでは心配だという人は食品専用の洗剤やEMを利用しましょう。天然の成分や微生物でできたこれらの洗剤は口に入っても害がないために安心して使用することができます。
【2】朝食はフルーツだけを食べる
朝は体の機能が十分に働いていない状態です。また、前日の排泄が十分に済んでいない状態で次の食事をすることは胃腸に大きな負担になります。そのため、朝はフルーツだけの朝食をとって胃腸を休ませつつ、一日の始まりに必要なエネルギーを摂取するようにしましょう。
体が冷える場合にはフルーツを食べる前に白湯や紅茶などを飲んでまずは胃腸を温めることも有効です。また、果物は冷蔵庫から出してすぐに食べず、常温のものを食べるという工夫も大事です。可能なら夜寝る前に朝食のフルーツを冷蔵庫から出しておくと良いでしょう。
【3】より少ない種類のフルーツを食べる
フルーツだけの朝食となると、様々な種類のフルーツを用意したくなりますが、多くの種類のフルーツを一度に食べることはダイエットには向きません。なぜなら、それだけ胃腸に負担をかけることになるからです。
そのため、朝にフルーツだけの朝食を摂る場合には多くても3種類まで、できれば1種類の果物にするようにします。同じフルーツばかりだと飽きてしまうので、日替わりでフルーツの種類を変えても良いでしょう。
【4】フルーツを食べる回数や量を制限しない
朝食をフルーツだけにすると、最初は空腹感を感じるかも知れません。そのときはフルーツの量を増やしたり、午前中であれば追加でフルーツを食べるなどして回数を増やしましょう。
フルーツを食べて痩せるダイエットにとって、心地よい空腹は必要ですが、過度な空腹は失敗のもとです。十分なカロリーと栄養の摂取のためにも無理して我慢することはありません。
慣れるまでの時期は多少多めにフルーツを食べても大丈夫です。気をつけたいには朝はフルーツだけだからと昼食や夕食に食べ過ぎになることです。そのようなことを避けるためにも、朝のフルーツは十分に摂取しましょう。
【5】ジュースにして飲むよりも噛んで食べる
フルーツをダイエットに有効に取り入れるためにはジュースにして飲むよりも、きちんと噛んで食べることが大切です。食べ物の消化は胃腸だけで行われるのではなく、口の中でよく噛み、唾液と十分にまぜることから始まっているからです。
また、唾液が分泌されて体を目覚めさせることになり、排泄が促されます。さらに、よく噛んで食べることは血糖値の安定や満足感、満腹感にもつながります。
食べ過ぎを気にするならよく噛んで食べる
過剰なカロリーの摂取を気にするのであれば、手軽にカロリーが摂取できるスムージーやジュースは避けたほうが無難です。
これらは消化力の弱い人や一度にたくさんの量を食べることができない人にとっては有効ですが、健康な人には腹持ちが悪く、満足感が得にくいために、食べ過ぎの原因になります。