脳ストレッチでストレス解消!老化防止だけでなく、美容にも効果あり?
そして少し前にたいへんなブームとなったのは「脳トレ」ですが、今「脳ストレッチ」が注目です。
その違いは、トレーニングは力を入れて強化するために行う訓練のことで、ストレッチは力を抜いてケアしてあげるという意味からまったく逆のことを言っています。
どんな方法があるのでしょうか?
脳科学という言葉をテレビなどで耳にするようになり、恋愛や子育て、勉強、ダイエットなど私たちの生活に当たり前のように入ってきました。
今回は、注目の「脳ストレッチ」について少し紹介していきたいと思います。
脳ストレッチは美容にも効果的?
いろいろな角度から脳へのアプローチが当たり前になってきました。
脳ストレッチ? まだ若いから関係ないと思った方は、脳と美容は密接な関係にあると聞いたらどうでしょうか?関心の高い美容に欠かせない「女性ホルモン」の分泌を握っているのは脳の司令塔である視床下部です。
最近では脳の疲労が問題になっています。だるく、疲れが取れないうちに、うつなどの心の病になってしまうこともあります。
運動と認知の2つの課題で認知症予防
国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動「コグニサイズ」を聞いたことがありますか?
運動と認知の2つのトレーニングを同時に行えるように組み合わせたもので、同時に2つの課題を行うことにより、脳とからだ両面の機能向上を狙うものです。
今、こういう運動を積極的にしなければならない世の中になりつつあるのです。認知症は、あと10年もしないうちに1.5倍に増えると言われています。
まだ若いから関係ないのではなく、ごく身近な問題だという意識が必要です。
1、体もストレッチする
少しは脳ストレッチに興味を持っていただけたでしょうか?
では具体的にどうしたらよいのかその方法を紹介します。まずは、脳と切っても切れないのが運動です。しかも、大きな筋肉であるお腹やせなか、太もも、肩から腕などを意識して動かしましょう。
大きく太い筋肉ほど脳へ刺激が大きくなるためです。この時、ネガティブな感情ではなく、ポジティブなイメージを持ちながら、脳のモチベーションを上げることが大切です。
2、香りで脳ストレッチ
運動とかいろいろいろするのは面倒というズボラさんにおすすめなのが、香りを使った脳ストレッチです。
アロマテラピーを取り入れて、嗅覚から脳への作用を狙うことができます。忙しくても、癒しの香りを用意するくらいできるといいですね。このとき大切なのは、精油にはいろいろな作用がうたわれていますが、たとえ欲しい効果の香りだとしても嫌いな香りを無理して嗅ぐのはやめましょう。
リラックスできる好きな香りを見つけてみましょう。アロマテラビーは認知症予防にも効果が期待できるとの報告もあり、今後ますます注目ですね。
3、ガムを噛んで脳ストレッチ
日常生活で自然に取り組むことができる脳ストレッチは、「噛む」ことです。
噛むと脳に刺激が伝わると言われているので、記憶や学習の機能を保つことや、緊張感や日々のストレスを軽減させることができると言われています。
しかも、噛むことによる刺激は脳の広い範囲に伝わるのでその効果も大いに期待できます。ダイエットにも繋がるので、ぜひ毎日の食事をよく噛んで食べましょう。
さらにガムを噛むことを取り入れてみましょう。顔のアンチエイジングにも効果的と言われるので、一石二鳥ですよ。
脳のメンテナンス
このように脳へアプローチ方法をいろいろ見てきましたが、じつは「睡眠」を甘く見ていると痛い目に合います。
寝ることは体だけでなく、脳の大切なメンテナンス時間です。疲れがなかなかとれないと感じているのであれば、なおさら規則正しい生活に改め、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。