音痴の原因はドコにある?歌うための筋肉はトレーニングで鍛えられる!

音痴の原因はドコにある?歌うための筋肉はトレーニングで鍛えられる!

音痴の原因として耳や脳の運動機能が悪いからと言われています。しかし一般的な生活をしている人の音痴の場合にはのどに原因があることがほとんどです。声帯を制御する筋肉には話すための筋肉と歌うための筋肉がありますが、音痴の人は歌うため筋肉の発達が十分でないようです。簡単なトレーニングで改善が期待できます。

カラオケによって増えた音痴の原因

カラオケによって増えた音痴の原因

最近ではカラオケ文化が広まりつつあり、歌を人前で披露する機会があるため音痴の人は減ったように思います。が、実際にはむしろ以前より音痴で悩む人が増えているそうです。

カラオケがなければ、音痴と気づかれなかった人もいるでしょうし、音痴と言われて傷つく人もずっと少なかったでしょう。

最近ではカラオケ対策のため、プロの歌手を目指すわけでもないのにボイストレーニングや歌唱レッスンに通う人も大勢います。

しかし、中にはいくら練習やトレーニングを積んでも音痴のまま、という人も少なくありません。そのような人は、何が原因で音痴になっているのでしょうか。

音痴の原因は脳?耳?のど?

音痴の原因は大きく3つあります。それは、耳、脳、のどです。

どれか一つでもその機能に問題があれば、音痴になりやすいですが、誰が聞いても音痴であったり、人から指摘されるまで音痴と気がつかない場合には、これらに複数の要因が組み合わさっている可能性が高いでしょう。

一般的にのどが原因の音痴が圧倒的に多い!

しかし、世の中には難聴でも歌手になるほど歌唱力が高い人もいれば、アナウンサーとして発音は完璧なのに歌になると調子外れになる人も少なくありません。

このようなケースからも、一般的に多い音痴の原因は喉の声帯にあることがわかります。

喉が原因で音痴である人は、普通の喋っているときには普通ですが、歌うと突然音痴になります。その原因は、話すときと歌うときでは、声帯の動かし方が異なるためです。

このことは、歌っているときの声と地声が大きくことなる歌手をみてもわかります。普段の声はだみ声なのに、歌うと透明感のある声になる人、あるいはいつもはか細い声なのに歌うとはっきりと明瞭に歌う人などです。

歌手の絢香さんや中島みゆきさん、MISHAさんやAIさんも話声と歌声が違っていますよね。

音痴の原因は歌うときの筋肉が発達していないから

声帯は声を出すときに使う器官です。声はこの声帯を震わせることで音を出します。

しかし、この声帯は筋肉ではないので鍛えることができません。鍛えるのは輪状甲状筋などの声帯の動きを助ける筋肉です。

つまり、声帯周辺ある筋肉を上手に緩めたり、緊張させたりすることができるようになると、調子外れでしか歌えない人でも、頭で思い描いているような音程と音量で歌えるようになるのです。

上手に歌うための声帯を作る方法

それでは、どのようにして歌うときに使う筋肉を鍛えることができるのでしょうか?

その方法は舌の動かし方にあります。舌を動かすと声帯を支える筋肉は自然と動きます。音痴である人の多くは口を大きく開けて、舌を突き出します。

上手に歌うための声帯を作る方法

その舌を前後左右に振ったり、大きく丸をかくという動作をしたとき、動きが悪い箇所や方向があるはずです。このような動きにくい部分をなくすだけでも歌は上手になります。

 舌の動きにくい場所をなくすだけでも歌がうまくなる

うー、あるいはおーと大きめに声を出しながら突き出した舌を前後左右、丸の方向や形に動かしてみましょう。上達したら、8の字などより複雑な動きに挑戦します。

この練習では唾液がぼたぼたと溢れる可能性があり、また周囲からみると、かなり変な人に見えるので、自室で鏡に向かってこっそりを行うことをおすすめします。

単純な声帯トレーニングですが、1回10分を1週間程度、続けるだけでもずいぶんと歌いやすくなるでしょう。

PR

おすすめ記事

気になっている「あの人」の本当の気持ち、聞いてみませんか?
気になっている「あの人」の本当の気持ち、聞いてみませんか?