超簡単!今日からでも始められる「食べる順番ダイエット」! 食べる順番で太らないわけはここにあった!
「食べる順番ダイエット」を知っていますか?ここ数年、メディアでも取り上げられているダイエット方法のひとつです。食べる順番で太らないわけとは一体どこにあるのでしょうか?食べる順番に気をつけるだけでダイエットになるのはなぜなのか?食べる順番ダイエットについて調べてみました。
「食べる順番ダイエット」とは?
食事で食べるものの順番を変える
実は同じ食事を食べても、その食べる順番を変えるというダイエット法があります。それが「食べる順番ダイエット」です。
食べる順番を気を付けることはダイエットだけに良いわけではありません。実は健康の面から見てもメリットがあります。
ダイエットをするのだから、と食べるものをバランス良いものにしようと無理をすることはありません。日頃の食事の中で、食べ方を気を付けるだけでもある程度の効果は期待できます。
ただ、バランスの良い食事にすることで、より高い効果が期待できることは確かです。
ダイエットに効果的な「食べる順番」とは?
食べる順番ダイエット(1) まずは汁物から
いざ食事!となったら、まずは味噌汁などの汁物から手を付けるようにしましょう。
水分が豊富なものから食べることで空腹を落ち着かせることがこの「食べる順番ダイエット」のポイントです。
このときに大切なのは、まず最初に味噌汁の具を食べてしまうことです。具を食べてしまったら、汁を飲むようにします。
食べる順番ダイエット(2) 食物繊維が豊富なものを食べる
最初に食べた汁物で空腹が落ち着いたところに、今度は食物繊維が豊富に含まれているものを食べるようにしましょう。
早い段階で食物繊維をお腹に入れておくのがこのダイエット法のポイントのひとつです。
野菜が少ない場合は、海藻やきのこ類を先に食べるようにすると効果的です。
食べる順番ダイエット(3) タンパク質を含むものを食べる
肉・魚・卵などといったタンパク質を含んだ食品を食べましょう。食事の中ではいわゆる「メイン」となるものが、これです。
食べる順番ダイエット(4) 炭水化物は最後に食べる!
食べる順番ダイエット最大のポイントがここです。主食は必ず食事の最後に食べるようにします。
日頃自分が食べている順番と比べてみてどうですか? どこが違っていますか?
同じものを同じだけ食べても、食べる順番を帰ることでダイエットになるというのですから驚きですよね。
食べる順番を変えると太らない理由とは?
でも、どうして食べる順番を変えるだけでダイエット効果が期待できるようになるのでしょうか?
最初に野菜などを食べておくことで血糖値が急激に上昇するのを防ぐことができます。
体内の血糖値が急激に上昇すると、それを調整するためにすい臓から分泌されるインシュリンは、なんと体に脂肪を貯めるように働いてしまうのです。
どんなにダイエットを意識していても、知らず知らずのうちに血糖値を急上昇させるような食事の仕方をしていると、その効果に影響が出てしまうのです。
食べる順番に気をつけることで、血糖値の急上昇を防ぐことができるというのは、実際に糖尿病患者さんが試してみても食後血糖値がそれ以前よりも上がりにくくなっていたという調査結果も出ています。もちろん、これは糖尿病患者さんだけに限ったことではありません。
特に炭水化物をお腹が減っているときに食べてしまうと血糖値を急激に上昇させてしまうので良くありません。
だから、食べる順番ダイエットではまず最初に野菜などを食べることにより、なるべくお腹が満たされている状態にしてから炭水化物を食べることで、血糖値の急上昇を防ぎます。食べる順番で太らないわけはここにあったのです。
ただし、順番さえ守れば良い、というものでもありません。食べる順番にも注意しながら、しっかり噛んできちんと食事を摂ることが基本です。
よく噛むことで満腹中枢が刺激されるので、知らないうちに食べる量をセーブすることもできます。