手の美白のために避けるべき事とは?マッサージは有効?
手の美白は意外とおろそかになりがちです。しかし手は如実に年齢が表れる部位であるためケアを怠るとすぐに皮膚が硬くなったり、色が濃くなります。また場合によっては血管が浮き出てしまいます。加齢に負けず、手の美白を目指すのなら化学洗剤が手に触れないようにすることやマッサージを丹念に行うことが有効です。
手の美白は毎日のケアが大切
年齢を重ねていても、若々しい顔をした女優さんたちは多くいます。彼女たちの輝くような質感やシミ、シワのない肌をみると、ただただ感嘆するばかりです。
しかし、ふとしたときに手をみると、青く血管が浮いて血行不良そうな色をしています。時にはお世辞にも若々しいとは言えない手という場合もあります。
このように、手は顔よりも年齢を的確に表してしまうのです。例え童顔でも、手を見ればそれなりに年齢を重ねていることは簡単にわかってしまうものなのです。
とくに加齢によって、手の結構が悪くなると皮膚が硬くなり、黒くなります。また、血管が浮いてくるようになるのも加齢によるものです。
このような手にならないためには、日頃から手の美白ケアを行うと共に、手を家事の刺激から守ることも大切です。
化学洗剤は手を老けさせる?!
昔から水仕事で手が荒れると言われますが、手荒れや皮膚が硬くなるのは化学洗剤を使うことにも原因があります。
食器洗いや洗濯、掃除で使う物を含めて、あらゆる洗剤は手につないようにすることが大切です。掃除は手袋をしても、食器洗いや洗濯のときには手袋をはめる人が意外と少ないようです。
しかし、食器洗い洗剤は過度に皮脂を取り除き、そして濡れた洗濯ものに付着している洗剤は肌荒れや皮膚の乾燥の原因になります。
このような洗剤の刺激が強くでてしまうのは、水によるものです。水は多くの物質が溶けるという性質があります。そして、洗剤が水分を通して手に付着すると肌に強い負荷をかけてしまうのです。
そのため、食器洗いのあとや洗濯物を干したあとはしっかりと手を洗って、少量のセサミオイルやココナッツオイルでケアをすることが大切です。
または、これらの家事をするときにはいつでも手袋をしてから行うようにしましょう。
ハンドマッサージは二の腕から行う
そして、手の美白に欠かせないケアとしてマッサージも効果的です。
手のマッサージと言っても手だけをしていては血色や血管の加齢を止めることはできません。ポイントは二の腕からマッサージすることです。
とくに女性にとって二の腕は脂肪がつきやすい部位ですが、そのために血行不良になりやすい部位でもあります。
二の腕の血行が悪くなることで、そのさきの肘や腕、手などの血行が悪くなり細胞の新陳代謝が低下してしまいます。
このようなことを防ぐためにも二の腕から手の先にかけてマッサージするようにします。マッサージするときはクリームやオイルなどを塗るとより高い効果が期待できます。
毎日の家事の中にも手の美白を促すものがある
家事を行うときには基本的に手袋をすることが手の美白には有効ですが、唯一、素手で行いたいことがあります。それは米とぎです。
最近は無洗米が多くなり、米を研ぐ機会も減っているようですが、米を研いだときに白く濁るのは米ぬかによるもので、この米ぬかには豊富な栄養があるため美肌を作る効果があると言われています。
この米ぬかから作られた石鹸や化粧品もあり、効果が高いことで知られています。
しかし、このような製品を買わなくとも、家で毎日米を研ぐことで手の美白になるとしたら、これほど簡単な美容法もありません。
毎日でなくとも、週に2、3回でも行うようにすることで、美肌効果を実感できるようになるでしょう。