妊娠中の運転はダメ?知っておくべき注意ポイント
妊婦と言えども日常生活で車を運転することはありますよね。公共交通機関があまり発達していないような地域に住んでいるのなら尚更です。そこで、ここでは妊娠中の運転で気を付けるべきポイントについていくつかまとめてみました。
つわりが酷いなら要注意
妊娠してもまったくつわりが起きないという方もいますが、逆に酷いつわりに襲われる妊婦もいます。また、突然気持ち悪くなってしまうこともありますし、吐き気が押さえきれないようなケースもあります。
そのため、つわりが特にひどい妊娠初期などは、車の運転にも細心の注意を払う必要があると言えるでしょう。
妊娠中の運転がダメとは言いませんが、やはりつわりが酷い時期は避けた方が賢明です。
走行中に気持ち悪くなってしまうと交通事故を引き起こしてしまう可能性もありますし、高速道路など走行中の場合は止まりたくてもなかなか止まれないこともあります。
つわりが酷い妊娠初期の運転はなるべく控えた方がイイですし、どうしても運転しなくてはいけない場合も、細心の注意を払って運転しましょう。
眠気対策をしっかりすること
妊娠すると眠気を感じやすくなることが多いです。
もちろん、人によって差はありますし中にはまったくそんなことはないという方もいますが、人によっては注意力散漫になったり強い眠気が突然襲ってくるというケースもありますから注意しなくてはなりません。
自動車を運転中に眠気を感じてしまうとそれだけで危険ですし、交通事故に発展してしまうことも考えられますから注意が必要です。
頻繁に眠気を感じてしまうというような方だと、やはり運転は控えた方がイイかもしれません。自分と赤ちゃんはもちろん、他人を危険に晒してしまう可能性もあります。
どうしても運転しなくてはいけないという場合は眠気対策をしっかりしておき、ムリせずに途中休憩などを挟みつつ運転しましょう。
長時間運転するのは危険
長時間運転するのはあまりおススメできません。体力的なこともありますし、長時間運転すればするほど眠気や倦怠感にも襲われ易くなってしまいます。
また、例え舗装路を走行していたとしても多少の振動は母体、赤ちゃんに伝わっていますからあまり良い状況とは言えないでしょう。
自分の身体が疲れたと感じたのなら、同じようにお腹の赤ちゃんも疲労を感じています。仕方なく長時間運転しなくてはいけない時は、なるべくこまめに休憩をとることです。
できれば休憩ごとに仮眠もとりたいものですが、そこまでできない場合はちょっと一休みするだけでもイイですから、休憩をとるようにしましょう。連続で長時間運転するのは決しておススメできません。
おなかがつっかえるようならアウト
当然のことかもしれませんが、おなかがステアリングにつっかえるような状態なら運転してはいけません。
ステアリングからの振動が赤ちゃんに悪い影響を与えることも考えられますし、何よりそのようなドライビングポジションでまともな運転ができるとは思えません。
ステアリング操作を誤ってしまう可能性もありますし、何かあった際にはお腹へダイレクトに衝撃が加わってしまいます。
おなかがつっかえるほど大きい状態で、車を運転するのは控えておいた方がイイでしょう。
シートベルトはどうする?
妊婦は通常のシートベルトではなくマタニティ用のシートベルトを着用することをおススメします。
妊婦はシートベルトをしなくても良いとなっていますが、もし交通事故などに巻き込まれてしまった場合母体はもちろん赤ちゃんにもダメージが加わってしまいます。
できれば妊婦、マタニティ用のシートベルトを着用しましょう。