部分やせできる脂肪吸引とは?効果とリスクを考えよう
脂肪吸引とはピンポイントで部分やせができるので、ぽっちゃりしている女性ならば一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
しかしどのような方法で脂肪を吸い取っているのでしょうか?
またリバウンドは?危険性は?疑問がいっぱい!
邪魔な脂肪・・・
年代によっても、脂肪の気になる箇所は違います。20代ではファッションに影響する太もも、30代や40代では出産などにより脂肪のついたお腹が特に気になるようです。
そしてスタイル全体に影響する二の腕は女性の永遠の悩み、年齢を重ねると背中と腰の脂肪が気になるご様子。
後ろ姿が中年になって愕然とする…こういった時、気になるパーツをピンポイントでやっつける脂肪吸引に興味を持つもの分かります。
そう、脂肪吸引とは皮下脂肪そのものを除去するものです。
脂肪吸引の誤解
みなさんが誤解していることが多いのが、体重のこと。
じつは脂肪吸引をしても、体重はそれほど減らないのだそうです。脂肪はとても軽いので、少し除去しても体重は変わりませんので、減量目的のダイエットとはちょっと違います。
では脂肪吸引のメリットはなんでしょうか?
やはり一番はピンポイントで行える部分痩せができることでしょう。長期間の食事制限や運動の必要もなく、サイズダウンが図れるのはとても魅力ですよね。
しかも脂肪細胞自体を減らすので、ダイエットと比べてその部分はリバウンドしにくくなると言われています。
脂肪吸引のさまざまな方法
しかし、やっぱり聞くのは少し怖いのがその脂肪吸引の方法です。
美容整形のクリニックで導入されていることの多い方法の一部を紹介します。
古くから行われているシリンジ法は、吸引機器を使用せずに手作業のみで行います。お腹や太ももなどの大量の脂肪吸引には向いていませんが、出血量は少ないです。
レーザー照射で分解し吸い出す脂肪溶解レーザー法や、ジェット水流により脂肪を分離するボディジェット法、超音波により脂肪を溶かしベイザー波法などがあります。
また、数か所からカニューレを挿入し、1か所では取りきれない脂肪を吸引することで皮膚の凸凹を抑える方法も行われます。
これらは部位によっては行えない方法もありますし、予算や脂肪の量によっても方法は変わり、組み合わせて手術することもあります。
いずれにしても医師のスキルも大きく影響してくるのは確かのようですね。
手術だからリスクを考えよう
脂肪吸引は手術ですから、リスクも充分に把握してから検討したいものです。手術ですから感染症や多量出血、内臓損傷、麻酔のリスクもあります。
他にも脂肪塞栓症という血管の中に入り込んだ脂肪が血栓を引き起こす危険もあります。アレルギーやショック症状を起こすこともありえますので、最悪の事態も考える必要があります。
また、たとえ手術が成功しても後遺症などのリスクはあります。内出血や痛みがなかなかひかない、しびれなどがあらわれることもあります。たるんでしまったり、でこぼこした皮膚になることもあります。
術後の生活を想像してみよう
痛み方は方法によっても異なりますが、まったく痛みがないということはありえません。
その痛みをケアしながら生活する術後をきちんと想像できますか? パーツによっては回復するまでに時間がかかることもあるので、ご自分の生活がダウンタイムがしっかりとれるか検討しましょう。
また、医師のスキルによっては、仕上がりに満足できない場合もあるでしょう。内臓脂肪や吸引していない他のパーツには脂肪は改善されませんので、そこも勘違いしてはいけません。
アフターケアも大切
術後すぐに仕上がるというものではないようで、アフターケアも大切です。
腫れがなどが治まってから落ち着くまで、感染症対策、傷跡の配慮やマッサージの仕方など丁寧に対応してくれるクリニックを選びましょう。それらをないがしろにせず、きちっとこなしていくことも大切です。
高額な費用がかかるものですので、この先トータルで見るとどれくらいかかるのか、それが負担にならないものなのか考えましょう。
ゼロにはならないけれど、リスクを限りなく減らすようにして、スタイルコンプレックスが解消できるといいですね。