オイルプリングできれいな歯、インドに伝わるオイルを使った健康法
オイルプリングできれいな歯を保つには、ココナッツオイルやゴマ油を使って15~20分ほど口の中をすすぎます。歯のホワイトニング効果があるだけでなく、顔のシワやほうれい線を予防する効果なども期待できます。
オイルプリングという健康法
オイルプリングとは、インドに伝わる「アーユルヴェーダ」という健康法の一種です。オイルを使って口の中をすすぐだけで、歯周病や歯肉炎といった口内の病気の予防になると言われています。
歯のホワイトニング効果もあるとされており、黄ばんでしまった歯の色を、オイルプリングできれいな歯によみがえらせることも可能なようです。
オイルプリングのエピソードとして、毎日コーヒーにココナッツオイルを入れて飲んでいた人が、カップについていた汚れがキレイになったというものがあり、このことから歯のホワイトニング効果が期待されています。
コーヒーや緑茶を飲む人は、歯に汚れがつくと言われます。歯が黄ばんできたように思う人は、オイルプリングをお試しになってみてください。
オイルプリングで使用するオイル
オイルプリングに使用するのは、オリーブオイル、ココナッツオイル、ゴマ油、ヒマワリ油、亜麻仁油、マカデミアナッツオイル、グリーンナッツオイル、グレープシードオイルなど。
この中に普段お使いのオイルがあれば、それをご利用になってください。
海外セレブの間ではココナッツオイルに人気があるようですが、口の中に入れますから好きなオイルで、味やニオイが気にならないものを使用した方がいいでしょう。最初は味を試すために、少量をお使いください。
オイルプリングの効果
オイルプリングの効果には、歯のホワイトニングになる以外に、歯から出る毒素が排出できるためデトックスになるとも言われています。
歯には雑菌がいっぱいで、思った以上に汚れています。また、口内をすすぐときに顔の筋肉を使いますから、顔のシワ、ほうれい線の予防にもなるということで、美容にも効果が見られるでしょう。
オイルプリングを空腹時に行った方がいいという説がありますが、それは空腹がまぎれるからです。口の中を清潔にするという意味では、夜寝る前がいいかもしれません。
また、朝起きたときなども、口の中は雑菌だらけです。朝食を食べる前に時間があれば、オイルプリングを行ってください。口臭衛生になりますから、会社で口から嫌なニオイが出るのを防ぐことができるでしょう。
オイルプリングのやり方
オイルプリングに使うオイルは、大さじ1杯ほどを口の中に入れます。すすぐ際に唾液が出ますから、少量を入れるようにしてください。
オイルプリングのやり方ですが、「ガラガラー」っとのどの奥でうがいをするのではなく、口の中を「クチュクチュ」すすぐイメージです。これを15~20分ほど続けます。
テレビを見ながら、あるいはスマホでネットサーフィンなどをしながら行うようにすると良いのではないでしょうか。
オイルですすいだ後は口の中がどうしても油っぽくなってしまいますから、お湯や塩水などを使ってすすげばスッキリします。
すすぐ際の注意点
オイルをすすぐ際のポイントですが、飲み込まないようにしてください。すすいだオイルの中には、口の中の汚れや雑菌、老廃物などが溶け込んでいるので、すすいだら必ず吐き出すようにしてください。
また、使用したオイルを排水口に流すと詰りの原因になりますから、ティッシュペーパーやビニール袋などを用意して、その中に吐き出すようにしましょう。