猫背解消で顔のたるみ防止、猫背と顔のたるみとの関係
猫背解消で顔のたるみ防止になると言われています。猫背になる理由ですが、背中にある「僧帽筋」という筋肉が関係しており、この筋肉は顔のたるみに関係する「表情筋」とつながっています。僧帽筋を鍛えることは顔のたるみにもプラスになります。
猫背で顔がたるむ理由
猫背で顔がたるむ理由ですが、背中には「僧帽筋(そうぼうきん)」という筋肉があり、この筋肉は顔にある「表情筋(ひょうじょうきん)」とつながっているということです。
つまり、僧帽筋が衰えることで猫背になり、その影響が表情筋にまでおよび顔がたるんでしまうということになります。
顔のたるみを防ぐには、表情筋を鍛える必要がありますが、それと同時に僧帽筋も鍛えないと効果は上がらないということでしょう。
また、肩こりに悩んでいる人なども、僧帽筋が衰えていることが考えられます。僧帽筋を鍛えることで、肩こりの解消になる場合もあります。
僧帽筋を鍛える方法
僧帽筋というのは背中にある広い筋肉なので、「上部・中部・下部」と分けて鍛えた方がいいかもしれません。
猫背に関係していそうなのは、真ん中付近の筋肉でしょう。僧帽筋の中央付近を鍛えられる筋トレを行ってください。
僧帽筋の中央付近を鍛える筋トレとしては、タオルを使った「タオルプッシュアップ」が効果的です。タオルプッシュアップは、タオルひとつで行える簡単な筋トレです。
タオルプッシュアップのやり方ですが、タオルを背中に回して両手で握ってください。息を吐きながら、斜め上に腕を伸ばします。腕は伸ばしきらずに途中で止めて、今度は息を吸いながらひじを引きましょう。
タオルの位置をどこで止めるかですが、人によって身体の柔軟性は異なりますから、痛くならない程度に伸ばせるところで止めてください。
表情筋を鍛える方法
僧帽筋を鍛えると同時に、顔にある「表情筋」の方も鍛えるようにしてください。
猫背解消で顔のたるみ防止にはなりますが、顔は顔で、表情筋を鍛える必要があります。両方の筋肉が発達することで表情がイキイキとします。
表情筋の鍛え方ですが、目の周りにある「眼輪筋(がんりんきん)」、ほほにある「頬筋(きょうきん)」、唇の周りにある「口輪筋(こうりんきん)」などからなります。
眼輪筋を鍛えるには目を見開いたり閉じたり、頬筋を鍛えるにはほほを上下させる運動を、口輪筋を鍛えるには、「あ・い・う・え・お」と口を大きく開けて発声練習をしましょう。
猫背を解消するには?
僧帽筋を鍛える以外にも、猫背解消になる方法がいろいろあります。猫背を解消するには、日頃の姿勢に気をつけることです。
猫背は首を前方に傾けることで姿勢が悪くなりますから、パソコンを見るときやスマホをいじる姿勢に気をつけてください。
パソコンを見るときは、頭を後に引いてキーボードを打つようにすると、猫背を防ぐことができます。
また、スマホでメールを打つ際にも、できるだけ目の位置を高めにして打ちましょう。下を向いてメールを打つと猫背になります。
猫背によるトラブル
猫背によって起こるトラブルには、肩こりや腰痛があります。いずれも、姿勢が崩れることで起こりやすくなります。
また、太っていることなども、猫背で内臓が正しい位置にないことで代謝が悪くなる場合があるので、猫背を治すことでスタイルが良くなり、体型を変えることができるかもしれません。
歩くときに下を向いて歩いている場合なども、猫背予備軍となります。猫背を予防するには、常に姿勢を正して、頭の位置に注意するようにしてください。