減肥茶の効能はたくさん飲んでも変わらない?!それよりも体質や食事内容に合わせて変えることで効果大!
減肥茶の効能は脂肪を燃焼させたり、余計な脂肪を体外に排泄させてくれるというものです。ただし、このような効果が期待できるのは自身の体質や食事の傾向にあったお茶を適切に取り入れることができた場合だけです。自分に必要な茶葉が配合されている減肥茶を選ぶようにしましょう。
減肥茶の効能を最大限に引き出すために
減肥茶は脂肪を燃焼させたり、体外に排出するのを助けてくれるお茶です。そして、ほとんどの減肥茶は複数の茶葉を含んだ混合茶です。
減肥茶の効果を最大限引き出すためには減肥茶に含まれている茶葉の性質を知り、自身の体質や食の嗜好にあった減肥茶を選ぶことが大切です。
今回は肥満の種類別に適した茶葉を紹介します。
水を飲んでも太る人におすすめ!
水を飲んでも太る、食事量は多くないのに太りやすい、そのような人は水毒と呼ばれる水の代謝、排泄機能が衰えている状態にあります。このような場合には体内の余分な水分を減らしてくれるお茶がおすすめです。
効果的なお茶はハトムギ茶、黒豆茶、コーン茶などです。これらのお茶を単体、もしくはこれらの茶葉が含まれた減肥茶を選ぶようにしましょう。
また、水分代謝が悪い人は体が冷えがちで腎臓の機能が低下している可能性が高いので、お茶を飲む時には温かくして飲むこと、さらに一度に100ml以上飲まないことが大切です。
減肥茶は飲めば飲む程痩せる?!
減肥茶という名前を見ると、「このお茶を飲めば飲む程痩せる」という印象がします。また、たくさん飲むことで効果が上がることを謳い文句にしている商品もあります。
しかし、減肥茶は本来、速効性の高いものではありません。減肥茶の効果は毎日少しずつ飲むことで太りにくい体質に改善してくれるものです。
結果を焦ってたくさん飲むことは、腎臓や胃腸に負担をかけることにもなりかねません。気長に実行しましょう。
冷え性、暑がりな人におすすめ!
冷え性や暑がりである人は体内の熱バランスが悪い人か、体が十分な熱を生産する力が少ない人に多いようです。
このような人に適したお茶はプーアル茶とルイボスティーです。これらのお茶はミネラルも豊富で体の熱バランスを改善させてくれるお茶です。
冷やして飲んでも美味しいお茶ですが、できれば熱いお茶として飲むようにしましょう。冷たいお茶は内臓を冷やし、冷え性や熱バランスを悪化させるからです。
頭寒足熱はダイエットにも効果的!
人の体は熱バランスが整っていると「頭寒足熱」の状態になります。頭寒足熱は健康に欠かせないものですが、実はダイエットにも効果的です。
足元は温かく、頭は冷えている状態は、物事を正しく見たり考えたりするために必要なものです。
さらに、体を正しく機能させるホルモンの分泌を促したり、ホルモンバランスを整えたりすることにも役立ちます。その結果、太り過ぎや痩せ過ぎになることを防いでくれるのです。
炭水化物が大好きな人におすすめ!
ケーキやお菓子、ごはんやパンなど炭水化物が好きな人にはプーアル茶がおすすめです。
プーアル茶には炭水化物の食べ過ぎによる血糖値の乱高下を抑える働きがあります。炭水化物を多めに食べる間食や食事の前にコップ2杯程度飲んで、胃腸を落ち着かせてから食べるようにしましょう。
炭水化物を食べ過ぎた翌日にもプーアル茶を飲むことで、体に炭水化物が脂肪として定着することを防いでくれるので、食前に飲めなくても心配することはありません。
ただし、食事中やおやつを食べながらプーアル茶を飲むはやめましょう。なぜなら、消化液を薄めてしまい消化に時間がかかり、内臓に負担をかけることになるからです。
なので、プーアル茶は食前30分前か食後2時間程度空けて飲むことがポイントです。
油物が好きな人におすすめ!
揚げ物や肉が好きな人には烏龍茶、杜仲茶がおすすめです。
この2つのお茶は脂質の排泄を助ける飲み物です。食前、食後に飲むことで食べ過ぎた脂質を分解し、燃焼を促してくれます。
ただし、お茶の効果がもっとも高いのは熱い烏龍茶、杜仲茶を飲んだ時だけです。冷たい烏龍茶、杜仲茶では脂肪を燃焼させる力が弱く、また、胃腸を冷やすことで脂質の消化が遅くなってしまいます。
さらに、飲む量にも注意が必要です。烏龍茶、杜仲茶はたくさん飲むよりも、少ない量を回数を分けてのむことでより効果を発揮します。一度に大量に飲んでも効果は少ないので日頃から少しずつ飲むようします。
中国人女性が太らないのは烏龍茶のおかげ?!
中華料理はたくさんの油を使ったメニューが多くあります。
それなのに中国人女性にはすらりとした体型が多いと言われてます。この理由として中国人女性が日頃から烏龍茶をよく飲んでいることが挙げられます。
そして、その飲み方も小さめのカップに少しずつ、回数をわけて飲んでいます。このような習慣が肥満を防いでいるのでしょう。