スムージーより噛むべし!朝フルーツダイエットの効果をアップさせるコツ
朝フルーツダイエットの効果は無理なく健康的に痩せられることと、続けることで痩せ体質になれるなどたくさんあります。ただし、冷たいフルーツを食べたり、スムージーなどで噛まずに摂取する方法では効果を実感できないことも多いようです。とくに昼食までお腹がもたないという人はしっかり咀嚼することをおすすめします。
朝フルーツダイエットの効果のウソ、ホント
モデルや女優の間でも無理なく痩せる!と評判の朝フルーツダイエットですが、その効果の理由はどのようなところにあるのでしょうか?
中には朝フルーツを食べることでかえって太りやすくなる、と指摘する人もいます。太らないためのポイントも紹介します。
【1】朝フルーツは太る?痩せる?
朝、フルーツだけで済ませると無理なくダイエットできると言われる朝フルーツダイエットですが、一部では朝からフルーツを食べると血糖値が急上昇してかえって太るという説もあります。
しかし、果物の糖分は白米や小麦粉などが血糖値をあげる3割程度も血糖値を上昇させる効果がないため、白米やパン、砂糖の入ったシリアルなどを食べるよりは、よほどダイエットに向いているのです。
【2】糖質でも朝フルーツで痩せる理由
さらに朝からフルーツを食べると、その日1日の糖質代謝が活発になること、デトックス効果が高まり、便秘解消や新陳代謝の活発化につながることがわかっています。
そのため、糖質が入っているフルーツを食べても、その糖質で太る効果よりも、痩せる効果の方が大きいためダイエットすることができるのです。
ただし、朝フルーツダイエットの場合にはフルーツしか食べられないからといって、様々なフルーツを食べるのはおすすめできません。
より効果を高めるためにはフルーツの種類を極力減らします。理想は1種類のフルーツにすることです。こうすることで、デトックス作用は強力に働くようになります。
【3】冷たいフルーツは内臓を冷やす?
朝フルーツダイエットで気をつけたいのは冷蔵庫から出してすぐの冷たいフルーツを食べないようにすることです。
水分の多いフルーツはそれだけでも体を冷やしやすい性質があるため、冷やして食べるとますます内臓を冷やしてしまいます。
内臓が冷えると内臓の働きが低下し、代謝や体温の低下を招き、かえって太りやすい体を作ってしまいます。そのため、果物は前日の夜から冷蔵庫から出しておくか、常温保存のものを食べるようにしましょう。
【4】皮ごと食べるメリット
朝フルーツダイエットではフルーツを皮ごと食べることが推奨されています。それは果物は皮と果肉の間に豊富な栄養があることと、色のついた皮はその色のある部分に栄養があることが多いからです。
オレンジやみかん、グレープフルーツなどの柑橘類の場合は白い薄皮の部分を食べるのがポイントです。柑橘類の白い皮にはホルモンバランスを安定させる効果や体内の浄化を助ける作用があると言われているためです。
また、皮には多くの食物繊維が含まれているため、腸の健康を助けてくれます。
【5】よく噛んで食べると効果アップ!
最近では、スムージーという形で皮ごとミキサーにかけて飲むことが定番になっていますが、朝フルーツダイエットではできるだけ噛んでフルーツを摂取することが望ましいと言われています。
その理由は飲むよりも、しっかりと咀嚼することで栄養の吸収率が上がること、唾液を分泌することで満足感が出るからです。
とくにスムージーだけでは朝食代わりにならない、と思っている人は咀嚼することで空腹感が少なくなります。朝から十分な唾液を分泌させることは、1日の脳の活性化を助けたり、夜の睡眠の質を高めるという効果もあります。
日中に活動的になり、睡眠が深くなることはそれだけでも太りにくく痩せやすい体質を作ることに繋がるので、朝はしっかり噛んでフルーツを摂取するようにしましょう。