部分痩せや効率的なダイエットにも効果的!腸腰筋ストレッチの効果とは
今話題になっている腸腰筋ストレッチですが、この腸腰筋ストレッチの効果としては、お腹周りを効果的に痩せさせることができるのはもちろん、代謝が良くなるなど、全身のダイエットにも非常に嬉しい効果を発揮してくれるようになります。
腸腰筋って一体どこのこと?
今、メディアでも話題になっている「腸腰筋ストレッチ」。ダイエットで痩せたい部位として、常に上位に位置しているお腹周りの部分痩せに効果的ということで、非常に注目を浴びています。
また、部分痩せだけではなく、ダイエットをより効果的にしてくれるという嬉しい効果も期待することができるとされています。
そんな腸腰筋ストレッチですが、そもそも腸腰筋というのは、一体どこのことなのでしょうか?
腸腰筋というのは、身体の奥に存在している大腰筋と腸骨筋のことを指しています。インナーマッスルと呼ぶこともあります。
大腰筋は背骨と両足の付け根を結んでいる筋肉のことで、腸骨筋は、骨盤と足の付け根を結ぶ筋肉です。
これらは、太ももを上にあげる動作のときに活躍し、この筋肉が発達することでお尻をキュッと上げ、骨盤を正しい位置にキープしてくれます。
そのため、腸腰筋が衰えてしまうと、太ももが上がりにくくなってしまうだけでなく、骨盤の歪みや背骨の歪みを引き起こし、お尻も下がってきてしまいます。
腸腰筋ストレッチの効果とは
腸腰筋が衰えることで、骨盤や背骨が歪むということを前述しましたが、骨盤や背骨が歪んでしまうことで、見た目が悪くなるだけでなく、身体の内部にも影響が及ぶようになります。
特に骨盤は内臓を支えているため、骨盤が歪むことで内臓が下がってしまい、神経や血管を圧迫するようになってしまいます。こうなると、血行が悪くなってしまい、ダイエットに大敵である便秘やむくみ、冷えなどに繋がってくるのです。
腸腰筋ストレッチで腸腰筋を刺激してあげると、骨盤が正しい位置でキープされるようになるため、基礎代謝が上がり、血行も良くなってダイエット効果も上がりやすくなります。
もちろん見た目にも、キュッと引き締まったウエスト作りや、キュッと上がったお尻を作るのにも絶大な効果を発揮してくれます。
このように、腸腰筋ストレッチの効果は様々な部分に出てきてくれるのです。
腸腰筋というのは、実は手軽な全身運動になるとされているウォーキングなどでは鍛えることができない筋肉です。そのため、日ごろから意識的に動かすようにしなければなりません。
ですから腸腰筋ストレッチを日常生活に取り入れて、腸腰筋を鍛えてあげることによって、部分痩せはもちろんのこと、全身にも良い効果を期待することができるようになるのです。
腸腰筋ストレッチの方法
腸腰筋に効果的なストレッチは色々なところで紹介されていますが、中でも基本的なものをご紹介します。
まず、ストレッチで伸ばしたい方の足を後ろに引いて膝をつき、反対側の足を立て、片膝立ちの状態になります。そこから自分のおへそを前に突き出すように、身体を前へ移動させます。
注意するポイントとしては、上半身が前に倒れてしまわないように、しっかりと上半身を立てた状態で行うことです。
これを繰り返して何セットが行うことで、腸腰筋を伸ばすことができます。
腸腰筋ストレッチの効果を得るためには、1日に何度も行うというよりは、1日に数回でいいので毎日繰り返し行うということが大切になってきます。
また、1回のストレッチ時間もあまり長く行うと反対に身体に負担をかけることになってしまうため、1回の動きは30秒ほどになるようにすると良いでしょう。
普段の生活も非常に大切で、特に机に座りっぱなしな方や、猫背がクセになっているような方は、腸腰筋が硬く縮んだ状態になっていることが多いです。せっかくストレッチで伸ばしてあげても、普段の生活でこのような姿勢が続いていては効果も半減です。
デスクワークが多い方は、1時間に1回くらいは立ち上がって腸腰筋のストレッチをするようにし、猫背がクセになっている方は、意識的に姿勢を正せるようにすると良いですね。