子供の内だけじゃない!辛い大人のおたふくかぜの症状とは
おたふくかぜって子供の病気だと思っていませんか?それは実は大きな間違いなんです!残念なことに、大人のおたふくかぜの症状は子供がかかるおたふくかぜよりも重いことが多いのでかかってしまうととっても辛いんです!誰だって辛い思いをするのは嫌だと思います。今回は、症状や予防法などについてまとめてました!
大人のおたふくかぜの原因は??
おたふくかぜの原因はムンプウイルスというウイルスだった!
おたふくかぜって誰もが知っているものだと思いますが、原因となっているウイルスや感染経路などに関してはあまり知られていないのではないでしょうか?
ここで正しい知識を手に入れちゃいましょう!
おたふくかぜはムンプウイルスというウイルスに感染してしまうことが原因でなって引き起こされるものです。
正式名称は、流行性耳下腺炎と言います。小学生の子供が一番かかりやすいと言われていますが、大人でもなる確率はゼロではありません。
飛沫感染などによって口や鼻の中から体の中に入り込みます。その後、鼻やのどのあたりのリンパ節に感染が広がり、溜まっていきます。
リンパ節に溜まったウイルスは増殖を続けます。その後、あの特徴的な顔の腫れなど、様ざまな症状に繋がっていきます。
大人のおたふくかぜの症状とは??
一般的に重たい症状になるのでとても辛い・・・
基本的におたふくかぜのすべての症状に関して言えることは、子供がかかるおたふくかぜの症状よりも大人がかかったときのおたふくかぜの方が症状が重くて辛く、そして危険性も高いということです。
たかがおたふくかぜとは思わないことが大切です。
おたふくかぜの症状で一番有名なのは顔の腫れですよね。顔の大きさが2倍もしくはそれ以上に腫れてしまう場合もあります。正確には耳の下にある耳下腺という部分がウイルスによって腫れています。
さらに、38度以上の高熱が出ます。初期症状では体のだるさや、首や耳の下に痛みを感じるものがあります。
大人のおたふくかぜの場合は、腫れもひどく、40度以上の高熱が出てしまう場合もあります。さらに、激しい関節の痛みもあるのでとても辛いです。
大人のおたふくかぜは合併症に要注意です!
大人のおたふくかぜは辛い上に危険性も高くて厄介
おたふくかぜにかかったときに一番に気をつけなければいけないのが合併症です。
子供のころにかかったときよりも、大人になってかかったときの方が症状が重いだけでなく、危険性の高い合併症にもなる確率も上がります。
どのような合併症になる可能性があるのか知っておくことはとても大切です。
おたふくかぜにかかると大体1割くらいの方が、無菌性髄膜炎という合併症にかかってしまうと言われています。これになると嘔吐や頭痛などの症状が現れてしまいます。
また、大人になってからおたふくかぜになった場合には、男性であれば睾丸炎、女性であれば卵巣炎を起こすことがあるので要注意です。
さらに耳の下にウイルスが溜まっていることもあって、ひどい場合には難聴になってしまうことがあります。この場合の聴力は回復しないことがほとんどだそうです。
大人のおたふくかぜの予防方法
辛いおたふくかぜにならないために、自分でできることを始めてみましょう!
おたふくかぜの予防で一番効果的なのは予防接種です。子供のときにおたふくかぜになったことがある人は大人になっておたふくかぜになることがあまりありません。これは体の中に抗体ができているためです。
子供のころにおたふくかぜになっていない方は、予防接種をして体の中に抗体を作ることによって予防ができます。
それ以外は普通の風邪の予防と同じで、バランスの良い食生活と、十分な睡眠や運動を心がけて体の免疫力を下げないようにすることが大切です。