白血球が多い人って健康?不健康?そもそも白血球って何をしているものなの?
白血球が多いのは正常なんでしょうか?
血液の中にある病原菌をやっつける働きをしてくれる大切な成分ということは、多いということは健康と単純に考えていいのでしょうか?
白血球にまつわるまとめです。
そもそも白血球って何?
白血球とは簡単にいえば、血液中に存在する免疫担当細胞のこと。
その役割は外部から体内に侵入した細菌・ウイルスを殺すのが主な役目になります。なので、この数が多いということは、体の中に何らかの最近やウィルスが潜んでいることを意味します。
血液の中にある細胞成分の一つで、外から侵入するウィルスや細菌などを食作用により防御します。ミクロ単位で確認すると白く見えるため、白血球という名前がつけられました。
逆に白血球が少ないと…
体の防御反応が低下してウィルスや細菌に感染しやすくなります。つまり病気になりやすくなるってこと。
以前から少なかった、原因がわかっている(病気以外)というのであれば大して問題はないとのことですが、そうでない場合は早めに専門医にかかった方がよいでしょう。その場合、かかる科は、血液内科になります。
素人判断では取返しのつかないことになる可能性もあるので、心配な場合は専門医に相談しましょう。
白血球を増やす食べ物
白血球を増やす=自己免疫力を高める食べ物ということになります。
単純にいうとビタミン類。特にビタミンB群・・豚肉に多く含まれるものがよいとされます。
またせっかく口にするのであれば、より効果的な食材の組み合わせで体に優しい方法で摂取したいものです。自己免疫を高めるには体を冷やさないことが一番とされます。豚汁などの暖いスープなどで食べるのがいいと思います。
免疫を高める食事の前に、体を温めることで体の免疫力があがります。体をあたためる代表選手は生姜。生姜は古今東西、漢方でも体を温める食材として薬の成分にも取り入れられることが多い食材です。
また、滋養という意味ではニンニクやニラ、殺菌という意味でのねぎ。そういった食材は暖い調理法で、また水に溶けやすいビタミンなどを考慮して解けてしまった汁ぶぶんまで摂取できるような調理法でいただきましょう。
その他役立つポイント
食べたものを正常に体に取り込む機能が低下しているとせっかく白血球を増やす食材を口にしても意味がありません。そういう意味では腸が正常に働いていることはとても重要なのです。
また免疫の白血球以外にも、体の中の異物(がん細胞)を殺すといわれているナチュラルキラー細胞は笑うことで増えるということは世の中でも広く知られています。「笑う門には福来る」昔の人のいうことは経験に基づいた真理と結果が隠されているのです。
笑顔で過ごすことは自分だけじゃなくて周囲の人たちも幸福にして自分の中のナチュラルキラー細胞も増やしてくれる、まさに一石二鳥。日々笑顔で過ごすことは本当に大切です。