ナッツがおいしくなる秋に始めるナッツダイエットに注目!
カロリーが多い、油っこい、というイメージのナッツ類ですが、意外にもダイエットに向いているらしいのです。秋といえば自然の実りがおいしい季節。海外セレブも実践しているというナッツダイエットについて調べてみました。
ナッツが健康にいい?
続々とメディアで取り上げられるナッツ
海外セレブやモデルさんたちも取り組んでいるというナッツダイエット。日本でもナッツの効果が見直されています。
ナッツと言えば、油っぽい、高カロリー、お酒のおつまみ、といったイメージがありますが、最近では、その栄養素や効果について、テレビや雑誌などのメディアでもよく取り上げられています。
そこでたびたび登場されるのが、慶応義塾大学医学部化学教室の井上教授。ナッツ関係のトピックスでは解説を務めておられ、著書も多数出版されています。
最近ではナッツの専門店もあるというし、女優の田中麗奈さんも、撮影の合間にクルミをぽりぽり食べていた、という話を最近聞いたばかりなんですよ。
ナッツには何がある?
ナッツといっても、様々。ナッツとつくだけでも、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ。クルミにピスタチオ、アーモンド。それぞれに特徴がありますが、どれも栄養価が高く、ミネラル、食物繊維も豊富です。
ちなみにピーナッツは、名前にナッツとつきますが、木の実ではなく、マメ科の一年草。皮のついたものは落花生と呼んでいますね。
ナッツダイエットは、ナッツを主食にするわけではなく、毎日の3度の食事の間に組み込んでいく、というもの。
食事をして3~4時間後、ちょうど小腹をすくころや、食前に摂取すると、下がった血糖値を穏やかにあげ、急激な空腹感を感じないので、次の食事の暴飲暴食を防げます。
また、ぽりぽりよくかまなければいけないので、満足感がハンパなくありますね。
一般的に「おやつ」の分量は一日の摂取カロリーの10%程度が理想とされています。特に激しい運動をしない20代から40代の女性なら、一日約1800キロカロリーぐらいでしょうか。
とすると、間食として頂くなら、約180キロカロリー。ナッツでも種類によってカロリーは違いますが、全部で約20~30gがいいそうです。わかりやすい測り方は、手で一握り位。
前述の井上教授の検証では毎日アーモンドを25g、6か月間食べただけで、平均3キロ減ったそうですよ。
どんなナッツでもいいの?
お店にいけば、色々なナッツ商品がありますね。でもチョコでコーティングなんてもってのほか!
油気や塩気の多いおつまみ系のナッツは避けましょう。素朴なナッツ本来の味のままを食べてください。
おすすめなナッツは?
どのナッツにも高い栄養素が含まれますが、特徴がそれぞれあります。
アーモンドは食物繊維が豊富で便秘に最適。ピスタチオにはカリウムが多く含まれるので塩分の排出を助け、むくみ、高血圧に効果あり。
ヘーゼルナッツには、ビタミンやポリフェノールが多く、抗酸化作用が期待できるので、アンチエイジングに!
そして、クルミにはオメガ3という不飽和脂肪酸が多く含まれ、脂肪を燃焼しやすく、脂肪もつきにくくするので、コレステロール値の低下に役立ち、血液をさらさらにして血管年齢を若く保つ効果が見込まれます。
そのまま食べるのは苦手な方は。。。
どれだけダイエットにいい、と言われても、そのままたべるのは 苦手、という方もいますよね。そんな時は間食にこだわらずに食事にプラスしましょう。
たとえば、サラダにナッツの砕いたものを掛けたり、和食の王道「青菜のくるみあえ」や、ピカタやフライの衣に混ぜ込んでも、新しい食感で美味しいですよ。
虫歯に注意!
小腹がすいたからとぽりぽり食べ続けると、常に口の中に食べ物がある状態に。特はナッツは歯に挟まりやすいので、虫歯に気を付けましょうね!