心当たりはありませんか?鼻ニキビの原因は何気ない日常生活にあり!
治りにくく悪化しやすい鼻ニキビ。繰り返す鼻ニキビの原因は日常生活の習慣や行動にあることが多いのです。6つの鼻ニキビの原因と、それぞれの注意点をあげましたので、心当たりがありましたら改善してみましょう。
治りにくくていやな鼻ニキビ・原因は?
鼻ニキビは治りにくくていやなものです。大半は次の2パターンに分類されます。
毛穴に皮脂が溜まった白ニキビや、白ニキビが酸化した黒ニキビ。治しても治しても再発してしまい、一度に複数の毛穴にできるのでいわゆる「イチゴ鼻」という状態になってしまいます。
もうひとつは黄ニキビや赤ニキビ。大きく成長したニキビが炎症を起こしたり化膿し、目立つ大きなニキビができてしまいます。目立つ場所なのでみっともないだけではなく、痛むのも辛いところです。
どちらのニキビも、原因は過剰な皮脂が角栓(コメド)をつくり、そこにアクネ菌という皮膚の常在菌が感染することで起こります。
それではどうして鼻にニキビができやすいのか、鼻ニキビの原因を探ってみましょう。
原因1・脂性肌
鼻は顔の中でも毛穴が多く、皮脂をたくさん分泌します。肌がオイリーだと鼻は特に皮脂が過剰になってしまいます。
普段から食生活やスキンケアなどでオイリー肌対策をしておきましょう。
気をつけなくてはならないのは、大人の脂性肌は、乾燥肌も伴っていることが圧倒的に多いことです。脂性肌対策でも、水分の摂取や保湿は怠らないようにしてください。
原因2・不衛生な肌環境
肌の衛生状態が悪いとニキビはできやすくなります。大人の場合はメイクをきちんと落としきれていないことが原因として多くあげられます。
クレンジングは毎日行っていますか。また、クレンジングの際、乳化をきちんとしていない人が多く見受けられます。乳化ができていないとクレンジングの意味がありません。
ファンデーションを塗るスポンジやブラシなど、メイク道具の汚れも鼻ニキビの原因です。道具も大切にケアすることが必要です。
角栓も定期的に除去しましょう。AHA系のピーリングなどもおすすめです。
原因3・洗いすぎ、いじりすぎ
原因2と逆に、洗いすぎや無理な角栓の取りすぎも鼻ニキビの原因になることがあります。
鼻を洗いすぎたり、スペシャルケアである角栓除去を神経質にしょっちゅう行っていると、かえって皮脂が過剰に出たり、ターンオーバーを乱すことになりかねません。
原因4・紫外線
鼻は顔の中で一番高い部分なので、想像以上に紫外線の影響を受けます。地上に降り注ぐ紫外線には肌の老化を促進するA波と、日焼けをおこすB波の2種類がありますが、このどちらもニキビの悪化要因となります。
夏だけではなく、UVケアは一年中怠らないようにしましょう。
原因5・自律神経の乱れ
自律神経の乱れは、肌のトラブルや老化の原因となります。過度のストレスや睡眠習慣の乱れなど、日常生活でのこころや神経の健康に気をつけましょう。
また、自律神経の乱れは後述のホルモンバランスの乱れをも引き起こします。
原因6・ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると特に小鼻の際などにニキビができやすくなります。
月経周期に伴ってニキビができるなどの症状はありませんか。
PMS(月経前症候群)の症状の一つにもニキビはあります。この場合はPMSの治療を優先しましょう。
要注意!ニキビではなく面疔や毛嚢炎のことも!?
特に鼻の赤ニキビで注意しなくてはならないのは、ニキビではなく面疔、毛嚢炎といったほかの病気の可能性もあることです。
これらの病気はニキビの薬などは効果がありません。また、治りにくく、悪化しやすく、跡も残りやすい特徴があります。
赤ニキビで痛みや腫れを伴うときはできれば皮膚科の診察を受けましょう。