麹化粧水でシミが消える!?美白効果があり、肌がしっとりします!
麹化粧水を手作りしてみませんか?麹には、お肌によい美白成分が含まれており、メラニン色素を抑制してくれる効果があります。昔から日本人女性は麹を使った美容を行ってきました。また麹を扱っていた酒職人の手がつややかで白く綺麗だったことから、麹には肌を美しくする効果があることが解っています。
麹化粧水でシミが消える!
麹とはどんなものなの?
麹は、お酒や味噌などの発酵食品を作るために使われます。カビの一種の「コウジカビ」を繁殖させたものが麹なのです。
コウジカビは米や麦、豆などに付着させて繁殖されますが、米に繁殖したものが米麹、麦に繁殖したものが麦麹、豆には豆麹などがあります。
麹を利用して、甘酒や酒、醤油、味噌、醤油などが作られています。
メラニンの生成を抑える働きがありました
麹は発酵食品を作るため以外にも、肌につけると美白効果があることがわかってきます。
昔の酒職人の手は、麹に毎日触れているため、白くシミもないすべすべとした手でした。何故、酒職人の手が白かったのか、その理由は麹菌に秘密がありました。
麹菌は糖を発酵する際に作られて行きますが、メラニンの生成を抑える働きがあったのです。そのため、麹を肌に塗ると、シミやそばかすができるのを防いでくれるのです。
現在ではこの麹の特性を生かした、コウジ酸配合の化粧品が医薬部外品として製造されています。
麹は雑菌に弱いので保存状態に注意しましょう
麹は雑菌が繁殖しやすいため、家で麹化粧水を手作りする場合は、化粧水を入れるための容器や手、道具などを綺麗に消毒してから作る必要があります。
製品化されている麹化粧水であれば、防腐剤が入れられているので、雑菌が繁殖する心配はありません。
手作りの麹化粧水を作ってみませんか?
道具は煮沸消毒して準備をしましょう
シミやそばかすが気になる方は、麹化粧水を手作りしてみましょう。化粧水を作るための道具はあらかじめ煮沸消毒して、清潔な状態で作りましょう。
【材料と必要な道具】
60度前後のお湯・500ミリリットル
米麹・50グラム
小さなボウル・2つ
コーヒーフィルター
出来あがった化粧水を入れるための容器
麹化粧水の作り方
まず米麹をスプーンでよく混ぜてなめらかな状態にしておきます。
ぬるめのお湯の中にスプーンでなめらかにした米麹を入れ、3時間ほどそのままの状態にし、コーヒーフィルターでよくこします。こしたものを容器に入れてできあがりです。
フィルターに残った米麹は、パック剤として使用することができます。パック剤として使用する場合は、そのまま顔に10分ほど塗って、洗い流しましょう。麹パックもシミや美白効果があるので、是非お試しください。
また大量に麹化粧水を作った場合、コーヒーフィルターに残った米麹の量も多くなるため、パック剤として一回分をラップで包み、小分け冷凍しておくと後から使用することができます。
一度に大量に作って冷凍保存しておきましょう
麹化粧水は一度にまとめてつくっておき、たくさん用意した小さめのボトルに入れて冷凍庫にストックしておくと便利です。
手作りで防腐剤がはいっていないため、大きめのボトルに入れるよりは、小さめのボトルに入れて早めに使いきった方がよいでしょう。
また化粧水をボトルから出す時には、手で出すよりも清潔なコットンに出した方が、雑菌の繁殖を抑えることができます。
使っているボトルは、常温だと雑菌が繁殖しやすいため、冷蔵庫で保存しながら一週間以内に使いきることが大切です。
毎日根気よく続けるとシミがだんだん薄くなります
麹化粧水は、シミがある部分にコットンパックすると効果的です。使い続けていくうちに、肌がやわらかくしっとりしていきます。
毎日、根気良く続けていくとシミが少しずつ薄くなっていくので、長期戦でコツコツと続けていきましょう。