肌代謝とはどうやったら上がるもの?目指せ細胞レベルの美肌!
お肌は一定のサイクルで生まれ変わっているけれど、これがうまく行かなくなったり、乱れてくると肌トラブルに!肌代謝とはどうしたら正常に保てるのかをリサーチしてみたら、お肌に大切なことが改めて見えてきました。さらに、肌代謝を高めるライフスタイルを考えてみました。
運動をあまりしない、UVケアを夏しかしない、入浴はシャワーですませている、睡眠も食生活も不規則になっている、あなたがもしどれかひとつでも当てはまるなら、体力もお肌もいずれガクッと下り坂になるかも…。もしくはもうガクッときている?!
「お肌の曲がり角」とはよく言ったもので、女性は30代になると代謝が落ちていることを実感し始めるようです。
でも、美しい肌の人もいて、そういう女性に出会うとなんて不公平なんだと思ってしまいます。私と何が違うのでしょう。
ひとつは肌代謝が違う、「細胞レベルからの美肌」ってあるんです。健康的でみずみずしく透明感ある肌には、肌本来が持つ生まれ変わろうとする力が高いのです。
キーワードとなってくる肌代謝とは、一体どうやって手に入れるのでしょうか?
知っているようで、誤解しているお肌の話
お肌は一定のサイクルで新しく生まれ変わっていることは知っている方は多いと思います。
「ターンオーバー」という単語を聞いたことがあるかもしれませんが、肌の一番下にできた新しい細胞が上へ上へと約14日間かけて移動して角質となり、それが役目を終えてアカとなってはがれ落ちるまでに、また約14日間を要し、合計28日ほどでお肌は新陳代謝をしているのです。
しかし、決して28日で生まれ変わっている訳ではありません。あくまでも一連のサイクルが28日かかるわけであって、実は私達の体は、細胞レベルでは「毎日生まれ変わっている」のです。
この「毎日」がポイントになってくるので、そのお話をします。
ターンオーバーがうまくいっていないと感じたら
つまり美肌には、この細胞の生まれ変わりが必須なのです。
しかしここで「私のターンオーバーうまくいってないかも」と思った方もたくさんいると思います。規則正しいターンオーバーには、いくつか条件があります。
例えば、角質層にはたっぷり水分があることが必要になってきます。しかし乳液やクリームがかえってターンオーバーを妨げてしまうこともあり、乳液やクリームの量を増やせばいい訳ではありません。
また、加齢や紫外線なども影響します。加齢や紫外線の影響で、角質が正常にはがれ落ちなくなり、厚く透明感のないくすんだ肌になっていきます。
さらに、血の巡りが悪いと、必要な栄養分が行き渡らず、代謝が乱れてしまいます。
細胞の生まれ変わりを妨げない毎日を
なので美肌には、ターンオーバーを妨げない、血液の流れを良くすることを意識したほうが良さそうということが分かりました。
ターンオーバーを妨げないために私達ができることは、やはりなんといっても紫外線ケア。
しかし、UVケア化粧品で逆に肌に負担をかけていることもあります。それでは意味がありませんので、UVケア化粧品の成分に気を付けながら、ストールや日傘、帽子などを上手に取り入れていきましょう。
また、ターンオーバーが活発に行われるのは、22時〜深夜2時頃と言われています。この時間帯には、洗顔してお肌にたっぷりの水分を与えてあげられるような規則正しい生活を心がけましょう。
タバコを吸って、深酒して、メイクもそのままにして寝るなんて、あとで後悔しますよ。
ターンオーバーのリズムを整えるには
洗顔はとても大切で、古い角質を優しく取り除けるようなソフトスクラブ洗顔料もあるので試してみてください。そして洗顔後の保湿は、天然保湿因子のアミノ酸と天然セラミドがターンオーバーをさらに促進させる成分なのだそうです。
また、角質ケア化粧品を使って、狂ってしまったターンオーバーのリズムを整えてもいいかもしれません。合わせてリンパの流れを良くするやさしいマッサージで血の巡りを良くしましょう。
肌代謝だけでなく体全体の代謝を高めるのはとても大切で、食事による腸内環境を整えることも効果的です。ビタミンC、乳酸菌、発酵食品、食物繊維を意識して継続的に食事に取り入れましょう。
代謝を意識したライフスタイルへ
しかし肌代謝を上げる近道は、やはり運動をして血行を良くしたり、筋肉量を増やすことです。エネルギーを消費しやすい筋肉が増えてくると、自然と体全体の基礎代謝が上がります。
しかし、よっぽど意志の強い人ならばいいですが、「辛いけど頑張る!」ということは何事も長続きしないものです。
そこで、運動や入浴時間そのものを楽しい時間に変えようとする発想が必要です。イケメントレーナーがいるジムに通うでもいいのですが、「努力」ではなくて「好きなこと」をプラスして運動や入浴を楽しみましょう。
例えば、好きな曲でのストレッチ、カメラを片手にウォーキング、映画を見ながら入浴など。何も激しいスポーツだけが運動ではありません。紫外線のことを考えると「意識して体を動かすこと」、これを習慣化することが美肌への近道なのです。