正しい座り方で痩せることができるってホント?痩せる座り方はこうする
正しい座り方で痩せるといわれる理由は、体のバランスがよくなるためです。悪い姿勢で座っていると骨格や筋肉に影響を与えバランスが崩れ、働きが悪くなります。ここでは全身のバランスを保つ正しい座り方を解説します。
正しい座り方で痩せるのはなぜ?
骨盤が正しい位置にある
骨格は体の基礎となる部分で、骨盤は内臓を支える大切な部分です。正しい位置に骨盤がなくゆがんでいると、内臓や筋肉に影響を及ぼしますが、座り方次第で骨盤がゆがんでしまう可能性があります。
しかし骨盤を正しい場所にしておくことができれば全身のバランスがとれ、どこかで循環が滞るということもなくなります。
筋肉がバランスよくつく
もし猫背や片側に曲がっているように姿勢が悪いままで過ごしていると、それに合わせて筋肉や内臓はバランスをとろうとして少しずつ位置を変えていきます。
すると、少しのズレから周りに影響を及ぼし、体全体のバランスに影響することに。
見た目にも一部だけ、もしくは全身が太っているように見えてしまうため、正しい座り方を実践すると全身の筋肉バランスがよくなりスタイルも良くなるのです。
代謝がアップする
骨格や筋肉、内臓が正しい位置にあると血行を妨げるものがなくスムーズで代謝もよくなります。
そのため筋肉や内臓がきちんと働き、食生活と適度な運動を心がければ健康的に毎日を過ごすことができ太りにくい体になることが可能です。
すると脚の老廃物もスムーズにめぐるためむくみなどが防げるようになります。
正しい座り方のポイント
イスに座るとき
できるだけ深く腰かけて、背もたれに体重を預けないようにします。骨盤が寝てしまうとお尻から背中が丸くなり猫背のようになって背もたれにもたれかかるようになってしまうため、骨盤は自然な形で立ちように。
ポイントは座骨がいすに立つイメージで、座骨とは骨盤の一番下あたりのことです。
また、体にあった高さのイスに座ることも大切で選び方は足の裏がきちんと床につくかどうか。微妙に浮いてると落ち着かず体のどこかから緊張してしまうため疲れやすくなります。
床に座るとき
床に座る場合、避けたい座り方は横すわり・あひる座りです。骨盤が傾いたりひざなどに負担をかける心配があるため、足をのばすか正座、もしくは足を重ねないあぐらにすると骨盤がゆがまずに座ることができます。
体育すわりをする時でも、できるだけ骨盤をたてるようにして座りましょう。
背筋はそらせない
背骨はS字をしているといわれますが、それを極端に意識してそらせる必要はありません。むしろ反らせることで腰に負担がかかり姿勢が悪くなってしまいます。
座るときには、お尻から背中が一直線に近い形になるようにすると楽に正しい姿勢で座ることが可能です。下半身に余分な力が入らずにすむので、脚が緊張せずめぐりもスムーズになり、むくみのないすっきりした美脚を目指せるでしょう。
しかも楽に座ることができれば長時間座る必要がある場面でも疲労が軽くなり、集中力が高まるメリットもあります。
長時間座ったら体を動かすことも必要
正しい姿勢で座っていれば代謝も落ちず、座り方を直すことで痩せることまで期待できますが、長時間座ったままでいることは体にとって負担です。そのため、時間を決めてこまめに立ち上がって歩くなど体を動かしておきましょう。
運動することで血行を促進し、その結果代謝を手伝うので、ずっと座り続けているよりも少しは体を動かした方が、すっきりした美しい足や太りにくい体作りに役立つと言えます。