あごがガサガサの原因は間違ったスキンケア?それとも腸や足の問題かも?!
他の部位はなんともないのにあごがガサガサしてしまうという時、原因は洗顔や歯磨き粉などが十分に洗い流せていないために起こる肌の荒れが原因であることが多いようです。また、あごだけの問題ではなく腸や足の水分状態や血行不良も口の下の肌が荒れる要因になります。
あごがガサガサになるのは洗い流しが足りないから?
人にとって顔の中で肌が荒れたり、毛穴が目立つ部位というのは決まっていることが多いようです。
例えば、頬や小鼻の周りのトラブルは人目に付きやすいために多くの人が悩む部位です。
一方で口周りや口の下、つまりあごばかりがガサガサになったり、吹き出物ができるという人がいます。
このようにあごだけが特別に荒れてしまう原因として、洗顔時にきちんと洗顔料が洗い流せていないことが考えられます。
また、歯磨きの際にあごに歯磨き粉や唾液がついたあとで、十分に洗い流さないことも口の下が荒れる原因になります。
あごだけが乾燥肌になっている?!
しかし、洗顔後や歯磨き後にきちんとあごを綺麗にしていても荒れてしまうという場合は、あごだけ肌質が違う可能性があります。
肌は全身を覆っているものですが、その性質や特徴は少しずつ違っています。例えば、二の腕は薄く柔らかい皮膚ですが、足の裏は厚みがあり硬くなっています。
そして顔の中でも額と頬とあごは、それぞれ少しずつ違った特徴になることがあります。
他の部位はなんともないのにあごだけがガサガサと乾燥してしまうのはあごの肌の保水力が失われている可能性があります。
あごのスキンケアの基本
あごのスキンケアの基本は、他の部位とほとんど同じです。
しかし、あごは他の部位に比べて面積が狭いことが多く、またもともと柔らかい部分ではないので十分にケアできない場合があります。そのため、あごのケアを行うときにはあごの特性を意識してケアするようにします。
まずはあごを清潔に保ちます。洗うときはもちろん、洗顔料の洗い残しが無いように十分な水分ですすぎます。
そして、あごの皮膚を十分にマッサージします。このときポイントになるのはあごのマッサージは首元から行うことです。
このように広い範囲でマッサージを行うことであごの血行がよくなり、マッサージ効果も高くなります。最後に保湿クリームやセサミオイルなどで保護します。
このような基本的なスキンケアを繰り返すことで、肌のガサガサは徐々に改善されるでしょう。
実はあごだけの問題じゃない?
きちんと肌のケアをしても改善されないあごのガサガサは皮膚の問題ではなく、体の他の部位に問題がある可能性があります。
顔は全身の反射区があり、顔の状態だけで全身の状態がわかると言われています。あごに対応する反射区には諸説ありますが、大きく2つに対応していると言われています。それは腸と足です。
あごのガサガサは腸の乾燥と関係する
あごがガサガサしている場合、腸の中でもとくに直腸に問題があるのかも知れません。普段から便秘や軟便などの症状はありませんか?
また肉食やジャンクフード、お菓子などを多く摂取していると、腸の水分が奪われて乾燥しがちになってしまいます。この結果、腸の乾燥があごのガサガサとなって現れることがあります。
改善するためには食事の見直しとともに白湯で水分補給をすること、バナナなどの果物を多めに食べることがおすすめです。
反対にアルコールやカフェイン、香辛料などの刺激の強いもので腸の状態は悪化するので、これらの飲食も控えましょう。
足の血行不良で口の下が荒れる!
さらに、あごは足や足裏に対応していると言われてます。
足がむくみがちである場合には、水分代謝や血行が悪くなっていることが考えられます。朝と夕方で足のサイズや太さが違っていたり、普段から薄着や短いスカートを着用していませんか?
あるいは運動不足である可能性もあります。
足のむくみを解消するために、きつい靴下などを着用するという方法がありますが、この方法では一時的な解消にしかなりません。
むくみを根本から改善するためには、まずは歩行を含めて足をよく動かして、足の筋肉を付けることが大切です。
そして血行を促進するために、マッサージをすることも有効です。このようにして足の水分代謝と血行を改善することで、あごのガサガサや肌荒れの改善に役立つでしょう。